チェキ会では女性ファンのパンツの中に手を入れるアイドルも
過去に同グループのアイドルライブに通っていたという20代の女性も、「NAのライブは異様だった」と振り返る。
「渋谷のハチ公前で『ドリンク代500円だけだから来て!』と誘われたので軽い気持ちで行ってみたら、イケメンが多くてハマってしまい……。でも、推し(のアイドル)と話すには1回1000円のチェキ券が必要で、それを何十枚も買わないと推しに認知すらされない。だからループする子もよく見かけたし、なかには制服姿でライブに来て、スクールバッグから50万円の札束を出している子もいました。
撮影会ではそういった子の胸を触ったり、キスするほど顔を近づけてチェキを撮っているアイドルもいたので、『このグループやばくない?』と思って、通うのをやめました」
だが、中学1年生のころからメン地下のライブに通っているというガールズバー勤務の20代女性によると、「撮影会で女の子の体を触るのはなにも『NAプロモーション』に限った話ではない」という。
「メン地下はホストと違って、同伴やアフターという文化がなく、ファンと会えるのはライブハウスのみ。LINE交換などファンとつながりを持つことは一切禁止されているので、女の子を沼らせようとチェキ会で好意を匂わせてくるメン地下は多いです。
今回の事件では未成年の胸を触ったと報じられていますが、そんなのはまだ序の口。メン地下のチェキ会のなかにはいきなりギューッと抱きしめてきて、パンツの中に手を入れてくることも珍しくありません。耳元で『オレのも触って?』と股間を触らせられたこともありますし。このような撮影会をメン地下界隈では『前戯物販』と呼んでいます。友達はチェキ会の様子を初めて見たとき、『なにこれ、乱交パーティ?』とつぶやいていました」