「今まで接客してきたなかで一番厄介なヤツらだった」
大阪府警南署は、カリド容疑者が迷惑行為をインターネット上で配信し、動画を炎上させることで金銭を得る目的があったとみて捜査を進めているが、実際にどんな迷惑をかけていたのか。
ちょうど1カ月ほど前にカリド容疑者を含めた3人の外国人男性が来店したという大阪・日本橋の漫画喫茶に勤める男性スタッフはこう話す。
「対応したスタッフいわく、その日は土曜日で店内も満席なので入店を断ろうとしたそうですが、早口の英語でまくし立ててきて、持っていたカメラで顔まで撮られてしまったそうで……。
おまけに、まだ入店すらしていないのに、ソマリのツレの男性が勝手に雑誌棚をあさっていたそうです。この店は日本橋という土地柄、ヤンチャなお客さんや酔っ払いも多いけど、『今まで接客してきたなかで一番厄介なヤツらだった』と言っていました」
一方で、これまでカリド容疑者が訪れたという他の飲食店では、このような声も聞こえてきた。
「以前に一度ウチにいらしたときは配信こそするものの、暴れることなく店内で食事をしていて、とくに迷惑だと感じませんでした。でも、その配信後に『ジョニー(・ソマリ)はいるか?』といった、お店の営業とは関係がないイタズラ電話や“ヒマ電”がしょっちゅうかかってくるようになってしまって……。
ちょうど数日前も配信のために当店にいらっしゃいましたが、彼自身というよりも、その後の視聴者からの電話が迷惑で、入店をお断りしました」
カリド容疑者は警察の調べに対して「弁護士が来るまでしゃべらない」と供述しているという。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班