「100万円を振り込んで」最後は150万円に増額か
関係者によれば、中村容疑者の要求はそれだけでは収まらなかった。「嫌な思いをしたからもう店には来たくない」と話しながら、「口座を教えるので100万円を振り込んでください。そうしたら刑事告発はしません」と要求。さらに、タクシーに乗り込む直前には「やっぱり150(万円)で」と告げたという。
一連のやり取りは約30分に及んだ。「A」店側はその夜、警察署に相談。後日、被害届も受理された。10月20日、警視庁は中村容疑者を恐喝と恐喝未遂の疑いで逮捕した。捜査関係者によると、7月26日から29日にかけて現金7万5000円を脅し取った疑い、さらに100万円を要求した疑いが持たれているが、中村容疑者は容疑を否認しているという。
店側が警察に相談した後も、金銭をめぐるやり取りは続いた。筆者が確認した中村容疑者とA店とのLINEには「オマエの生死に興味ないから」と桁違な2億5000円の金額を要求するやりとりが記されていた。
「悪を成敗した」と宣言していた中村容疑者だが、今度は自身が恐喝などの容疑で逮捕されることとなった。今後の捜査で、事件の詳しい経緯がどこまで明らかになるのか注目される。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班














