「あれは意味なかったわ、ごめん」
──30年以上ウォーキングを研究されているデュークさんですが、「今考えたらあれは効果なかったな」っていうメソッドはありますか。
ありますあります。ボクはかれこれ80くらいのメソッドを作ったと思いますが、今でも生徒さんに指導しているのはだいたいその半分くらいですね。
たとえば、歩きながら大きく上下運動をするメソッドがあったんですが、あれはまるで意味がありませんね(笑)。腰に負担がかかってしまって、腰痛を引き起こしかねないんです。だから生徒さんには「やめやめ、あれは意味なかったわ、ごめん」ってちゃんと謝りました。
──長く続けているからこそ、考え方も更新されていくんですね。もうひとつ気になるといえば、デュークさんご自身の健康状態です。
ありがたいことに、大きな病気はないんですよ。ただ正直、健康の危機はありましたね。ボクは本当にお酒が好きで、「朝シャン」とか言って、朝起きたらまずシャンパンを空ける生活をしていたんですよ。
それこそ、20年くらい前かな。そうしたら尿酸値が高くなってしまって。15mg/dLと正常値の上限の倍くらいに。
あのときはウォーキング指導してても、足が痛くて痛くて。テーピングでガチガチに固定してやってました(笑)。
──現在、日本では健康ブームがまったく下火になりませんよね。
海外と比較して思うのは、日本人は健康を失うことが怖いんですよね。海外の人は、死ぬほうが怖い。あくまでボクの自説ですけど、日本人は農耕民族だから、健康を壊して3日も農作業ができなければ村八分になるでしょう。「不健康になって、みんなの足を引っ張る」ということを何より恐れるんだと思います。













