行く先々で声をかけられる“地元の素顔”
「いやぁ、すみません。なかなか撮影が難しい場所で。あの団地に住んでる人かはわからないですけど、それぞれみんな事情がありますからね。でも、この公園もマジで子供の頃からずっと遊びに来てたんで、思い出の場所です」
公園で撮影していると、子供とキャッチボールをしていた男性に「あ、ハヤトくん!」と声をかけられた。ハヤトとは、G PLANTSの本名だ。聞けば小・中学校の同級生だという。この男性に限らず、今回の取材で立ち寄ったあらゆる場所で、G PLANTSは声をかけられていた。そして、写真撮影を求められると、必ず「ありがとう! 曲聴いてね」と優しく応じていた。
続いて向かったのは、行きつけの焼肉店。普段は取材NGのため、店名や住所は明かせないが、今回はG PLANTSの頼みなら、ということで特別に店内での撮影許可をいただいた。
「ここは子供の頃、よく来てました。近所の子供たちも一緒に、子供会の集まりとかでもありましたし。それからしばらく来てなかったんですけど、音楽制作のためにこっちに部屋を借りるようになって、久々に来てみたら、バイトの子がヘッズで俺に写真撮ってくれって言ってきたんですよ」
店主にG PLANTSのことを聞くと「本多くん(G PLANTSの本名)、ずいぶん有名になっちゃってね。妹の娘が大学生で、大好きだって言ってたよ。なんかソロでやるんだろ?」と、ソロ活動のことも知っていた。
「よく知ってますね。そう、女子大生にも人気なんです(笑)。うまい肉食える場所はリスペクトなんで、今度なんか女子大生に送りますね(笑)」
G PLANTSが焼いてくれる極上の肉をたらふく食べた後は、かつてアルバイトもしていたというラーメン店へ。移動の車中では「あの店の肉、めっちゃ美味かったでしょ? しかも、外の席で吸うタバコもうまくて」「ちなみに、次のラーメン屋も、昔はバイト中に換気扇の下で洗いもんしながら吸ってましたね。ラーメンの匂いで余裕で消臭されるんで」なんて籠原ジョークを飛ばしながら、店に到着。
大盛りのラーメンをたいらげ、「G PLANTS、ほんとに来た……」と恐縮しまくるアルバイトの若者と写真を撮る。帰り際、「写真でもサインでも何でもするから、バイトは飛ぶなよ、ここのみんなには本当に世話になったんだから」と一言。とてもいい雰囲気のなか、すかさず奥にいた店長から「お前も飛んだだろ!(笑)」とツッコミが入り、笑いが起きたところで籠原クルーズは終了。
帰り道ではドライブスルーのスタバをご馳走になり、ヤサに戻る。部屋に入り、緊張感のあるインタビューが始まった。













