面識はなく、いたずら目的の犯行と見られている

頭本容疑者の逮捕容疑は、昨年8月12日、競泳の瀬戸大也選手になりすまし、インスタグラムのダイレクトメッセージで女性と卑猥なやりとりをし、そのやりとりのスクリーンショットや卑猥な画像をSNSに投稿し、インターネット上に拡散させた疑いがもたれている。

瀬戸大也選手(写真/共同通信社)
瀬戸大也選手(写真/共同通信社)
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頭本容疑者が瀬戸選手になりすまして投稿した画像は、瞬く間に拡散され、ひと晩も経たないうちに大炎上。その翌日(13日)、瀬戸選手がXで「事実無根のデマであり、悪意を持ってねつ造された画像です」と否定し、「今回の悪質な嫌がらせは、本当に口惜しく、看過し難い事態だと考えております」と心境をアップした。

「同月17日に、瀬戸選手は埼玉県警西入間署に被害を相談。今年2月24日に被害届が受理され、Xに投稿されたアカウントのIPアドレスの解析などを行なったところ、頭本容疑者の関与が浮上し、今月6日に逮捕に踏み切った。頭本容疑者と瀬戸選手との間には面識はなく、いたずら目的の犯行と見られている」(社会部記者)

逮捕された頭本容疑者(本人SNSより)
逮捕された頭本容疑者(本人SNSより)

頭本容疑者が逮捕された同日、瀬戸選手を支援する「TEAM DAIYA」はコメントを発表。

「この度の件については、埼玉県西入間警察署のご尽力により、悪意ある発信者の特定に至りました。今回のことがネット上の嫌がらせへの抑止力になることを関係者一同願っております」

と捜査関係者への感謝に続けて、「現在、瀬戸大也本人はオリンピック代表選手権に向けて、全力で練習に励んでおります。競技に集中させていただきたく、この件に関する取材はご遠慮、ご配慮いただけます様お願い申し上げます。今後とも応援の程よろしくお願い致します」と締めくくった。