段四郎さんがグッタリとした様子で
救急車に運ばれるところでした

一方、事件が起きた猿之助さんの自宅はJ R目黒駅に程近い閑静な高級住宅街の一角。古くから近くに住んでいる60代の女性はこう語った。

「喜熨斗(市川)さん一家は40年ほど前に越されてきました。でもお仕事の関係上、近寄り難いこともあって、ご近所付き合いはまったくと言っていいほどありませんでした。昔から静かに暮らされていて、今朝も7時頃に通った時は、変わったところはなかったのですが」

別の近隣女性住民はこう話す。

「ゴミ捨てで段四郎さんと奥さんは見かけることもありましたが、猿之助さんはまったく見かけたことがありませんでした。でも人気な方なので、プライベートも気をつけているんだろうなと思っていました。段四郎さんは今月もゴミ捨ての時にお見かけしましたが、いつもと同じで特に変わったところもありませんでした」

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目黒区にある猿之助さんの自宅(撮影/数英社オンライン)

近くに住む50代の女性は、猿之助たちが救急車で運ばれる様子を見ており、こう証言した。

「朝の8時頃に家の前を通ったときは、静かで異変とかは何もなかったです。事件が起きてからも、この辺りは音が響くから、おそらく音を消して救急車やパトカーも来たようで最初は気づきませんでした。でも10時半頃に『救急車が来てるよ』と近所の友人から連絡が来て様子を見に行ったら、ちょうど段四郎さんがグッタリとした様子で救急車に運ばれるところでした」

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猿之助襲名の際の記者会見(写真/共同通信社) 
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ある梨園関係者は肩を落とす。

「前日に猿之助さんのスキャンダル報道が出ることは噂になっていました。ただ梨園では同じような内容のスキャンダルは過去にもあり、業界では“見過ごしてきたこと”でもありました。ですが、真意は別として、最近の過熱するジャニーズ事務所での性被害報道から何かを感じ取ったのかもしれません。猿之助さんも段四郎さんもものすごく繊細なかたですから…」

猿之助や段四郎の名跡を持つ澤瀉屋(おもだかや)は、梨園の中にあっては傍流ではあるが、宙乗りや早替わりなど先代猿之助(猿翁)が始めたスーパー歌舞伎が人気を博すなど、熱心なファンが多いことで知られる。
しかし、猿之助の従兄弟である市川中車(香川照之)が銀座の高級クラブでホステスに行った性加害を昨年「週刊新潮」が報じ、出演作が途中で打ち切りになるなどの問題があったばかり。

芸能界が抱える「性加害問題」は今後、新たな局面を迎えるのだろうか。

※「集英社オンライン」では、今回の事件について取材をしており、情報を募集しています。下記のメールアドレスかTwitterまで情報をお寄せ下さい。

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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班