約1000人の人員削減に続き、コンテンツ部門トップも交代
さらに10月15日、Netflixはもう一つの大きな人事を発表した。
世界各国の映画やドラマなどを統括する最高コンテンツ責任者(CCO)のベラ・バジャリア氏が退任し、後任に元ディズニー幹部のピーター・ライス氏が就任するというものだ。
ライス氏の就任日は10月26日。映画やドラマ、リアリティー番組、ライブイベントなどを統括する。
バジャリア氏は2016年にNetflixに入社。『イカゲーム』や『ウェンズデー』などの世界的ヒット作を生み出した時期に、コンテンツ部門の要職を担ってきた。
後任のライス氏は20世紀フォックスやディズニーで要職を歴任。『ザ・シンプソンズ』『モダン・ファミリー』などの番組を統括する立場にあり、テレビ・映画の両分野で経験を積んできた。
日本でも今年3月、Netflixは野球の国際大会『ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)』全47試合を独占配信した。これまで地上波テレビで親しまれてきた大会が、有料動画配信サービスでの独占配信に切り替わった。
日本国内における全47試合の推計累計視聴者数は3140万人。複数端末での視聴などの重複も含む数字だ。日本対オーストラリア戦は推計で1790万人が視聴し、日本国内のNetflixで単一タイトルとして過去最多の視聴を記録したという。
野球ファンにNetflixを利用してもらう大きな機会となった。これまで映画やドラマを中心に楽しんできたユーザーだけでなく、スポーツファンも取り込もうという狙いがうかがえる。
Netflixは広告付きプランやゲームにも力を入れている。もはや映画やドラマだけのサービスではない。
一方、約1000人の人員削減とコンテンツ部門トップの交代が、今後の事業にどう影響するのかは未知数だ。
Netflixは10月20日に2026年7~9月期の決算を発表する予定で、経営陣が今回の判断についてどう説明するかが注目される。
文/集英社オンライン編集部













