「てんてんむし」だった西本容疑者
また、既婚者である西本容疑者だが“女遊び”の噂にはことかかなかったようだ。
「市議になる前は歌手デビューもしており『てんてんむし』という歌を出しているが、その歌詞は妻が書いたもの。いろんな女の家を転々とする虫という意味らしい。戸田にいたときも蕨や戸田の繁華街で女性と遊んでいる噂は聞いていた」(西村容疑者の知人)
戸田市議選の際、取材をしたある記者は西本容疑者の印象をこう話す。
「『夜は何をしているのか?』という質問をしたら『カーセックス』と答えたのが忘れられないですね。宮崎に行く際も背水の陣で『家族と共に移住するので後ろ指さされるような下手なことはできない』と話していた」
西本容疑者と同じ「文教民生委員会」に所属する市議会議員は肩を落とす。
「西本さんは議会を欠席したこともなく真面目にとりくんでいた。ご自身の経験から、児童相談所の設置に対し、『相談委員が短期間で変わってしまうと、心を開かずにガッカリする児童も出てしまうので、そこは配慮してほしい』と述べられていて、『説得力があるな』と尊敬していました。今後も、市政に新しい風を吹かしてくれると信じていたので、今回の事件は残念でなりません」
宮崎県警は西本容疑者の飲酒の有無や認否について「今後の捜査に支障がある」として、明らかにしていない。市民の期待を裏切った西本容疑者は今、何を思うのかー。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班