恋人の家賃8万円をデート中に窃盗
同署の調べに山本容疑者は「男児が母親の財布からお金を盗んで注意したが反省しなかったので、頭に血が上って何度も蹴った」と容疑を認めているが、この報道を見た山本容疑者の複数の知人が集英社オンラインに告発してきた。
告発者によれば山本容疑者は家族が気に病むほどの虚言癖があり、身内や恋人の財布から金を盗むことも頻繁にあったという。山本容疑者と15年前に交際していた女性の知人がこう証言する。
「山本は旅館を経営している長野の実家に住んでいたのに『横須賀に住んでいる』と横浜ナンバーのレンタカーで彼女を送り迎えしたり、『俺はスノーボードショップで働いている。スポンサー付きのスノボ選手でもあるし、一流どころの選手はみんな友達だ』とホラを吹いていたようです。
しかも彼女の財布から5千円札や1万円札を抜き取るのもしょっちゅうで、極めつけは彼女が家賃として封筒に入れて用意していた約8万円を窃盗したこと。あるとき封筒を入れたバッグを車の中に置いたまま二人でスーパーに買い物に出かけ、その途中、バッグから抜き取ったようです」
金額の多さもあり、さすがに警察に届を出すことも考えた彼女だったが、別れることを覚悟でこの知人に仲介を頼んだという。知人が続ける。
「実際に彼女は『じゃあ警察を呼ぼうか』と山本に気色ばんだそうですが、山本はシラを切った。しかし、他にも複数の知り合いから『あいつに金を貸したけど返ってこない』という相談があったので、キツめに問い詰めたところ、彼女の家賃については盗んだことを渋々白状したので、それを返させることで話をつけました。その件もあったので、彼女が山本の母親にもさまざまなトラブルのことを話すと、突然『あの子は昔から嘘つきで…』と泣き出してしまったんだそうです」
他にも彼女の携帯電話の電話帳を操作したり、SNSのアカウントに勝手にログインしてプロフィールを改ざんするなど、山本容疑者は意味不明の嫌がらせのようなことも頻繁にしていたという。暴力的なことをされたことはなかったが、告発者は彼女からこんな風に打ち明けられたという。
「この人と一緒にいると、なんでこんなにおかしなことばっかりが起きるのかっていうストレスがあった。そういうことがどんどん増えていって、耐えられなくなった」