寒暖差がかかと荒れを重症化させる 

今年の夏は記録的な猛暑が続き、10月になっても気温が25℃以上の真夏日もありました。素足でサンダルを履いて過ごした人も多かったのではないでしょうか?

素足でサンダルを履くというのは、靴下を履いた状態に比べると、かかとも圧力を受けやすいため乾燥の原因になります。また、サンダルはどうしてもつま先のほうに足が滑っていくため、靴との摩擦で、かかとはダメージを受けやすいのです。

さらに素足の状態で冷房の効いた部屋で長時間過ごしていると、気がつかないうちにかかとが乾燥していることもあります。実は猛暑はかかとにとって過酷な環境だったのです。そのため、冬が始まる前からかかと荒れを起こしているというケースもあるのです。

また、かかとは血液の循環(血流)が悪く、冷えやすい部位。血流が悪くなると皮膚のターンオーバーが乱れて、角質も厚くなりがちです。

冬にかかと荒れしやすいのは、この冷えによる血行不良も原因の1つです。

暖かい室内から寒い屋外へ出るのを繰り返す温度差のせいで、自律神経が乱れてさらに血行不良となり、かかと荒れが引き起こされるのです。

屋内外に限らず、今年は前日との気温差、日中と夜の気温差など寒暖差が激しい気候が続いています。

寒暖差がかかと荒れにも関係していると覚えておき、今からしっかりケアしましょう。 

猛暑〜寒暖差の激しい今年は「かかと荒れ」もひどくなる! かかとのガサガサ、ひび割れの原因とケア法_2