パンクやオルタナ好きな人が、家に多数抱える
“難着(なんぎ)”なTシャツ
好きなバンドのライブを観にいったら、物販で必ず何かを買うことにしている。
それが、バンドを応援するうえでのマナーだと心得ているからだ。
最近の物販には、趣向を凝らした様々なアイテムが並ぶが、王道はやっぱりTシャツ。
僕が買うのも、8割方はバンドTシャツである。
バンドTシャツはライブ会場だけでなく、定期的にチェックしているロック系のウェブショップなどでもよく買う。
だから僕の家には、洋楽・邦楽問わずバンドTシャツが溢れている。
だが残念なことに、買ったはいいが普段着としてはなかなか着にくいTシャツも多い。
僕が好きなハードなパンク系やオルタナ系バンドのバンドTの中には、真っ当な大人の生活にはなじみにくいデザインのものが多いからだ。
歳を取るごとに、そんな“難着(なんぎ)Tシャツ”が増えている気もする。
そこで僕のバンドTシャツコレクションの中から、今は袖を通す機会の少なくなったものを抽出し、20枚をお見せしたいと思う。
一体なんのために? と思うなかれ。
こういう誰得記事を量産して生きていくのもまた人生。
いずれも大好きなアーティストのものだから、できれば着たいのだけど着られず、かといって捨てるに忍びなく、タンスの肥やしになっているものばかりだからシワクチャだ。
この手の洋服紹介記事では、ちゃんとスティームアイロンをかけてから写真を撮るものだが、引き出しの奥に突っ込んだままになっていたリアルな状況を感じてほしいので、今回はその作業を省いた。
では、行ってみましょう。