アイドルの世界には疎かった
アラフィフオヤジがハマったあのちゃん沼
アイドルの世界は底なしに奥深く、ものすごく面倒くさい人たちがウジャウジャ生息するジャンル。
素人がにわか知識で語ると大ケガをするからやめておくが、僕がいま入れ込んでいるanoは、確かにその世界からやってきた人だ。
ご存知の方には今さらな話だけど、「ano」とはソロアーティスト活動をするときの名義で、タレントとしてテレビやラジオ、YouTubeなどに出演する際は、ひらがなの「あの」表記となる。
まあややこしいので、以降の本稿では一般にもっとも浸透している愛称の“あのちゃん”で統一しよう。
アイドルグループ「ゆるめるモ!」の第3期生として、2013年に加入したあのちゃんは、その後の6年間、中心メンバー的な役割で活躍し、2019年に脱退。
現在はソロアーティスト及びタレントとして、また2021年からはバンドI'sのボーカル・ギターとしての音楽活動も並行しておこなっている。
などと知ったようなことを書いているが、もともとアイドルの世界にほとんど興味がない僕は、ゆるめるモ!というアイドルグループも、あのちゃんという人のことも、その存在を最近までまったく認知していなかった。
そんな僕がなぜ今や、あのちゃん関連の音源を聴きまくり、「あののオールナイトニッポン0(ZERO)」をラジコのタイムフリーで欠かさず聴き、YouTubeの「あのちゃんねる」はじめ、彼女の出演する番組や動画のチェックを怠らないようになっているのかについて考えてみたい。