「松坂大輔以来の逸材」と西武ファンが推すのは…?
続いてCAR3219フィールドで試合を観戦する40代の男性が名前を挙げたのが、ライオンズの次期エースとして期待される武内夏暉投手(22)だ。
「新人王は武内で間違いないね。もともと西武は髙橋(光成)、今井(達也)、平良(海馬)、隅田(知一郎)と先発ピッチャーは揃ってるから『武内はローテーション入れるんかな?』くらいに思ってたけど、いざオープン戦を見てみたらレベルが違った。
あんなに重そうなストレート見たことないし、マウンド上でもベテラン選手かってくらい落ち着いてた。これまでいろんな投手を見てきたけど、あれは松坂(大輔)以上だ。1年目から沢村賞を狙えるんじゃない?」(40代・男性)
武内投手は「大学ナンバーワン左腕」の看板をひっさげて臨んだ昨秋のドラフト会議では3球団が競合。その期待値どおりオープン戦では防御率2.00を記録し、開幕ローテーション入りが確実視されている。そして、野球の実力もさることながら、その甘いマスクから女性人気も高い。
「マウンドでの冷静さもルーキー離れしてるし、どんな球でも三振を取れるのがスゴイ。武内選手を獲れた西武ファンがうらやましいです」(20代・女性)
「サウスポーで150キロ超えているだけでもすごいのに、コントロールもずば抜けてて『もはや敵なし』って感じよね。緩急も素晴らしいし、投球スタイルが工藤(公康)に似てるところも期待できる。新人王は武内くんで決まりでしょ」(50代・女性)
武内投手は度会選手に次ぐ27票を獲得。ヤクルト、西武の2軍本拠地でアンケートしたことも影響したかもしれないが、この2人で100票のうち66票をも獲得した。