坊主頭で高校時代はソフトボール部

関根容疑者逮捕の一報が伝わった直後の5月7日未明、小雨が降り始めた宝島ロードは沈痛な空気に包まれた。

サンエイ系列では「24時間営業」をうたってきた店も日付が変わるころには次々と閉店し始めていたが、家路に向かう従業員らのほとんどは、関根容疑者逮捕については「何も言えません」とだけ答え、足早に去った。「どう考えていいのかわからない」と口にする店長もいた。

閑散としていたGW最終日深夜の“宝島ロード”(撮影/集英社オンライン)
閑散としていたGW最終日深夜の“宝島ロード”(撮影/集英社オンライン)
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そんな中で、系列店の外国人男性店員は、宝島さん夫妻が遺体で見つかった4月16日以降に様変わりしたグループの様子を振り返った。

「セイハさん(関根容疑者)は、事件が起きる前はよくママさん(幸子さん)と一緒にお店に指示を出しにやって来ていました。自分で直接来ないときも、スマホのショートメッセージで指示がきました。僕はまだ日本語よりも英語のほうがコミュニケーションが楽なんですけど、セイハさんはそれを知ってて、いつも英語でメッセージを送ってくれていたんです」(男性店員)

関根容疑者の英語力は“本物”だったようだ。高校の同級生も「彼は英語科にいたので英語は得意だったと思いますよ」と証言する。

「関根は入学当初から坊主頭で、野球部出身で部活はソフトボール部でした。お調子者で友達も多くリーダー格。とはいえ不良には見えず、だから今回の変貌には驚きました。皆から『関根』『セイハ』と呼ばれていました。身長も高く女子にも人気でしたが、彼女はいなかったと思います。態度もでかくて、クラスメイトに『おまえ、じゃがいもみたいな顔してるなー』っていじって笑いをとっていました。ですが高校2年の頃になんらかの理由で退学しています」

関根容疑者(知人提供)
関根容疑者(知人提供)