4月5日、今季10戦目で初めて本拠地・甲子園球場に戻ってきたタイガースだが、チームはここまで悪夢の開幕9連敗中。今や阪神ファンのフラストレーションは爆発寸前だ。
2位に藤川球児。1位は? 甲子園で虎ファン50人に緊急アンケート。「来季、タイガースはこの監督で!」
開幕10戦目でようやく初勝利をあげた阪神タイガース。だが依然、矢野監督の途中休養がささやかれ、一部ファンの関心はすでに「ポスト矢野」に移りつつある。そこで甲子園開幕となった4月5日のゲーム前、阪神ファン50人に「ポスト矢野」の緊急アンケートを実施した。
2位に藤川球児、1位は?

アンケートは4月5日のゲーム前に実施。まさか1勝もできずに甲子園開幕を迎えるとは……
「7点差をひっくり返された開幕戦がケチのつけ始めや! 抑えの新外国人はさっぱりやし、ザル守備も相変わらず。それを補うだけ打つかといえば打たん。なにより勝利への執念みたいなものをまったく感じられへんのが大問題」(40代の男性ファン)
ファンの厳しい批判は、すでに今季限りでの退任を発表している指揮官・矢野監督に集中している。
「キャンプイン前日の退任発表なんて前代未聞。誰がそんな監督についてきますか? 案の定、開幕ダッシュに失敗して、今や監督の求心力はゼロでしょう。これ以上、やらせる意味あります? シーズンはまだまだ長いんやから、早く矢野を休養させて立て直すべきや」(30代の女性ファン)
球団サイドは「矢野監督のシーズン途中休養や解任はない」と火消しに躍起だが、すでにファンの関心は「ポスト矢野」へと移りつつある。
そこで甲子園開幕となる4月5日のゲーム前、球場周辺で阪神ファン50人に「来季、タイガースの監督になってほしいのは誰か?」との緊急アンケートを行った。今、失意の虎ファンが支持したのははたして?
結果、最も票を集めたのはタイガースを前回優勝(05年)に導いた岡田彰布氏だった(16票)。
「選手としても監督としても優勝を経験しているから勝ち方を知っとる。岡田の後にやった真弓、和田、金本、矢野は皆、勝ち方を知らん監督ばかり。去年、勝負どころの試合でことごとく負けて大失速したのも、それが原因や。もう2位はいらん。とりあえず岡田の再登板で勝ちグセをつけるしかない」(50代男性)
比較的、年齢層の高いファンから支持を集めた岡田氏だが、こんな声も多かった。
「本当は藤川や鳥谷でもええんやけど、コーチ経験なしでいきなり監督やらせると、金本の二の舞になって失敗するのが目に見えてる。ここはいったん岡田さんにやってもらって、その次の監督をコーチとしてそばに置いて、帝王学を仕込んでほしい」(40代女性)
第2位は、昨年よりタイガースのSA(特別補佐)を務める藤川球児氏(9票)。
「現役時代の実績、人気ともに文句なし。長年、クローザーとして修羅場をくぐりぬけてきただけあって、その物怖じしない堂々とした態度は絶対に監督向きだと思う」(30代男性)
「とにかく解説が論理的。球児さんの解説を聞いたら、もう他の解説者の話は聞いてられへん。決してタイガースびいきでなく、他球団の選手へのリスペクトが感じられるところも好感が持てる」(20代女性)
タイガースにオレ流は浸透するのか?
続く第3位は、おもに若い世代から支持を集めた今岡誠氏(8票)。
「YouTubeでの解説を聞いていても、野球をよく知っているなと感じる。川藤(幸三)のYouTubeに登場したときも、『そんなんやったら、もうお前が次の監督やったらええ!』といわれて、まんざらでもなさそうだった」(20代男性)
「選手として阪神で優勝、ロッテで日本一を経験。また、阪神では2軍コーチ、ロッテでも2軍監督、1軍のヘッドコーチを務めるなど、指導者としての経験が豊富で期待できる」(30代女性)

開幕9連敗中とあって、ファンからは「勝利」と「明るい指揮官」を求める声が多数あがった
4位は、昨年ユニフォームを脱いだばかりの鳥谷敬氏(5票)。
「阪神できれいに引退することもできたはずだけど、あえてパ・リーグに移籍して野球を勉強したことは、今後、指導者として大きな糧になりそう」(40代男性)
「若くて男前。鳥谷がタイガースの監督になったら絶対、甲子園に女性ファンが増える」(30代女性)
そして5位には非OBとして唯一、落合博満氏がランクイン(4票)
「人気は置いといて、勝つことを最優先に考えたらこの人。タイガースはもう16年も優勝から遠ざかっているのだから、いい加減、球団には本気で勝ちにいく姿を見せてほしい」(40代男性)
「タイガースの悪しきしがらみを全部、断ち切ってくれそう。縦縞のユニフォームが似合うとは思えないけど、ちょっと見てみたいような、見たくないような(苦笑)」(40代女性)
以下、平田勝男2軍監督(3票)、赤星憲広氏(2票)、掛布雅之氏(2票)、BIGBOSS(2票)との結果に。今後の矢野阪神ならびに「ポスト矢野」の行方やいかに。
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