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スポーツ 2022.06.23

予算、集客、秋春制…女子サッカー「WEリーグ」の理想と現実

昨年9月に開幕した国内初の女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」。スポーツ界に蔓延するジェンダー課題解決への取り組みを進めてきたが、予算、試合数、集客など、課題も多い。スポーツライターの松原渓氏が、WEリーグの岡島喜久子チェアに話を伺った。

  • 松原渓
  • #なでしこジャパン
  • #女子サッカー
  • #WEリーグ
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WEリーグ岡島喜久子チェアインタビュー♯1

「世界一アクティブな女性コミュニティへ」というビジョンを掲げ、昨年9月に開幕した「WEリーグ」。スポーツ界に蔓延するジェンダー課題解決への取り組みを進めてきたが、一方で、予算難による試合数の減少、集客難、秋春制移行によるイレギュラーな日程の組み方など、課題も多い。

現場が直面している問題について、4月上旬に当サイトに寄稿したところ、記事が配信された翌日、WEリーグ事務局から一通のメールが届いた。

「記事を拝読しました。チェアとお会いいただく機会を頂戴できないでしょうか」。

送り主は、現場で各クラブとの折衝を続けてきたリーグの女性広報。「チェア」とは、WEリーグのトップで、日本サッカー協会(JFA)副会長でもある岡島喜久子氏のことだ。早速取材を申し込むと、快諾の返答。岡島チェアは現状の課題をどのように受け止め、リーグの未来図を描いているのかを伺った。

「公式戦の数が少なすぎる」

WEリーグでは、クラブの参入要件として、プロ選手の最低年俸や人数、スタジアム基準などを設定している。そうした中で膨らんだ予算に対し、コロナ禍の集客難がクラブにさらなる負担を強いた。

また、試合数は1チームあたり年20試合と少ない。それはチームの継続的な強化を困難にする上、コンスタントに試合が行われないためにリーグの認知度もなかなか上がらない。試合数を増やすためにも、今後はリーグ全体の予算を増やすことが急務となっている。

――リーグは1年目が終わりましたが、現場からは「公式戦の数が少なすぎる」との声が上がっています。プロ化によって1チームあたりの予算は大幅にアップしましたが、強化と興行の両面で難しいマネジメントを強いられています。その要因を改めて教えていただけますか。

興行の面では、当初の予想よりも支出が多くなりました。特に、DAZN(ダゾーン)で放映していただく全試合の公式映像製作費に予算をかけています。これは、プロ化に伴い、カメラ台数や実況・解説をつけ、選手たちのプレーをファンにしっかり伝えるためです。

予算、集客、春秋制…女子サッカー「WEリーグ」の理想と現実_a

――JリーグはDAZNと2017年から28年までの12年間で約2,239億円の契約を結びましたが、WEリーグは?

Jリーグは放映権料の黒字分が各チームへの配分金になっていますが、WEリーグはそこまでには至っていない状況です。


――JFA(日本サッカー協会)主導で立ち上げられたリーグですが、1年目から予算が足りなくなったのはなぜでしょうか。

JFAからは4年間で8.5億円の補助金が約束されていて、その他に、トップリーグ連携機構からの補助金と、各クラブからの年会費(1チームあたり2,000万円)をいただいています。パートナー収入は、電通とマーケティングのパートナーシップを結んでいるため、一定の財源は保証されています。

これに対して支出は、クラブに対する分配金(1チームあたり4,000万円×11チーム)と公式映像制作費で半分近くを占めたのが要因です。

予算は抑えて、試合数は増やしたい

――来季はカップ戦を実施する方向で調整されているそうですが、予算はどのように集めるのですか?

予算を抑えて行う方向です。試合を開催する上での収支が全クラブで黒字化するよう、カップ戦はリーグから運営補助金を出したいと考えています。そのために財源を増やさなければいけないので、カップ戦のパートナーを見つけるために商品価値をどう高めていくかを考え、議論しているところです。

予算、集客、春秋制…女子サッカー「WEリーグ」の理想と現実_b

WEリーグの岡島喜久子チェア

――リーグ戦を開催する上では、収容人数5,000人以上というスタジアム基準を設けていますが、今季のWEリーグの平均観客数は1,560人でした。たとえばカップ戦は、リーグが定める5,000人規模のスタジアムでなくても開催できるのではないでしょうか。

私もそう思います。小さな会場で開催してクラブの支出を減らし、一つの会場で複数の試合を実施することで1試合ごとのコストを減らす方法もあると思います。会場は限られてきてしまいますが。

――カップ戦を開催できれば、試合数は多いチームで年間30試合ぐらいになりますね。ただ、海外のプロリーグはもっと公式戦が多く、岩渕真奈選手が所属するアーセナルは年間50試合近くこなしていると聞きます。


試合数は増やしていく方法を考えなければいけないと思っていますが、代表活動との兼ね合いが難しく、今年はリーグの開幕がずれ込んでしまいます。

今季の終了後から時間が空いてしまうので、その期間にカップ戦を開催しようと考えています。リーグ戦で出場機会が少なかった選手が出場できるようなルールを設けてもいいのではないかという議論もあります。

集客の起爆剤は?

集客は、WEリーグ1年目の大きな課題となった。1試合平均5,000人を目指したが、実際は約1,560人にとどまっている。実力と人気を兼ね備えたスター選手の台頭や、知名度のある外国人選手の獲得などが期待されているが、地域密着の実現や、スタジアムに足を運びたくなるような施策、そしてそれらを広めるメディアの力も必要だ。

――スペインでは、バルセロナの女子が4月にカンプ・ノウで開催したレアル・マドリード戦で9万1648人の観客を集めたことが話題になりました。どのようにご覧になりましたか?

私はアメリカ在住ですが、(女子サッカー人口が世界一の)アメリカでさえ、女子スポーツは男子に比べて観客数が少なく感じます。ヨーロッパはサッカーに対する国民の関心度が日本とは違うので、9万人は突拍子もない数字だと思いますが、女子にこれだけポテンシャルがあるということがわかり、勇気づけられましたね。

――ただ、それに比べるとWEリーグの観客数の寂しさが目立ちます。リーグ全体のプロモーション面で物足りなさも感じます。

各クラブと集客のアイデアを考える建設的な議論をしていきたいです。実行委員会では、もっと集客についての意見交換に時間を費やしていきたいと思っています。マーケティングやプロモーション専門の方にゲストスピーカーとしてきていただき、客観的な立場での意見をもらうことも考えています。

また、WEリーグには300人の選手がいて、300人分のストーリーがあるわけですから、それを発信していきたいですね。メディアに取り上げていただくためにも、今後は、リーグ全体のプレー強度や、スタッツなどを開示していきたいと考えています。

予算、集客、春秋制…女子サッカー「WEリーグ」の理想と現実_c

開幕したばかりのWEリーグだが、集客面では課題も大きい

――それはぜひ、お願いします。現在は1試合平均5,000人以上の目標を掲げていますが、その目標は来季も変わらないのですか?

はい、目標は高い方がいいですから。スタジアムによっても損益分岐点は変わりますが、その数字を目標にしています。W杯優勝直後には平均5,000人以上入っていたチームもある(※神戸が2011年に1試合平均8,871人、2012年に同6,300人を達成した)ので、不可能ではないと思っています。

今はいろいろなアイデアを考えていて、様々な来場特典などを設けるのもいいのではないかと思っています。そうすれば、サッカーを見たことがないライト層でも、詳しい方に教えてもらいながら観戦すれば、またリピーターになってくれるのではないかなと。

秋春制は浸透するか?

WEリーグは日本サッカー界で初めて秋春制を採用したが、1年目は様々な課題を浮き彫りにした。他のカテゴリーとシーズンが違っていることや、代表活動との日程調整も問題となっている。

Jリーグの日程は、代表チーム側との緻密な議論を重ねて決められているというが、WEリーグではクラブの希望がJリーグほど反映されていないのが実情だ。代表と国内リーグの強化が両輪であることを考えれば、落としどころはより丁寧に探っていく必要があるだろう。

――WEリーグは、アマチュアであるなでしこリーグとシーズンが違って、昇降格もありません。選手の加入や移籍をスムーズにするという点でも、いずれひとつのピラミッドにつなげる構想はあるのですか?

はい、いずれはつなげたいと思っています。男子のアジアチャンピオンズリーグが秋春制に移行する可能性があるので、そうなるとJリーグも秋春制に合わせる可能性があります。そうなった時には、必然的に女子もシーズンを合わせる形になると思います。

――WEリーグは、そのACLのシーズン移行の流れを先取りする形で秋春制を採用したのでしょうか。

世界的に『シーズンを統一していこう』という流れの中にあって、まずは新たに始まるWEリーグからという形になりました。

――昨年末の皇后杯では、WEリーグ勢が、日テレ・東京ヴェルディベレーザの下部組織であるメニーナやなでしこリーグのセレッソ大阪堺レディースに敗れる番狂わせがありました。シーズン移行や代表活動との兼ね合いで、日程がイレギュラーになったことも大きかったのでは。

代表がオランダ遠征をして、12月1日に帰国した際、オミクロン株の流行で1週間完全隔離を強いられました。その間、選手たちは動くことができず、チーム練習もできなかったんです。一方、メニーナやセレッソは春からコンディションを上げてトーナメントを勝ち上がってきた。その差も出たと思います。

――そのバランスは難しいところですね。ただ、今季上がったさまざまな課題は、日程や試合数のシミュレーションをしっかりしていれば防げたことのようにも思えます。

そうですね。でもまだ1年目だし、走りながら考えるしかない。出てきた課題をすべて来季に活かさなければいけないと思っています。


「ジェンダー平等社会を目指すWEリーグの社会理念」と、「プロ化による競技力向上の現在地」は後編へ。

写真/AFLO

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松原渓

まつばら けい

女子サッカーの最前線で取材し、国内のなでしこリーグはもちろん、なでしこジャパンが出場するワールドカップやオリンピック、海外遠征などにも精力的に足を運ぶ。自身も小学校からサッカー選手としてプレーした経験を活かし、様々な媒体で執筆活動を行っている。

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