闇バイトは受け子や出し子より“タタキ”の仕事が目立ってきた

関東各地や西日本で似たような手口による連続強盗事件が相次いで起き、同一グループによる犯行の可能性が色濃くなってきた。次々と被疑者が逮捕され、その背景が明らかになるにつれて浮かび上がってきたのは、SNSによる「闇バイト」や特殊な「名簿」の存在だ。

「闇バイトも“タタキ”専用の名簿も以前からあった。特殊詐欺がオレオレ詐欺と呼ばれて社会問題になった頃から、やり方は変わっていない」と、暴力団関係者Y氏は話す。

「実行犯らの報酬は40%」「指示役の顔も名前も明かされない」闇バイトに応募して“タタキ”をする素人の実態。ターゲットのリストは1件10円~数万円で取引されることも_1
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「高額なバイト代ほしさに集まってくるヤツは昔からいて、そこは何も変わらない。ただ、出し子は中学生でもできるからあぶれている状況で、それよりも今はタタキの仕事の需要が目立ってきた」