令和の子どもにも親しまれる遊び「グリコ」

「グ・リ・コ」
「チ・ヨ・コ・レ・イ・ト」
「パ・イ・ナ・ツ・プ・ル」

子どものころ、誰しもやったでやろう、じゃんけんを使ったレースゲーム。大人世代にとっては、もはやノスタルジー以外の何物でもないが、先日、記者が近所の公園の長階段を上っていると、母娘がこの遊びに興じており、令和の子どもたちの間でも“昔遊びのDNA”は脈々と受け継がれているのを微笑ましくも目撃した。

「グリコ」あるいは「じゃんけんグリコ」、その他、地域ごとなどで無数に呼称のあるこの“遊び”。

じゃんけん「パー」は“パイナツプル”「チョキ」は“チヨコレイト”「グー」で勝ったらなぜ「グリコ」? ルーツを江崎グリコを聞いてみた! 戦争中は「軍艦」「ハワイ」「沈没」だったことも…_1
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「チョコレート」と「パイナップル」はまだわかるが、「グリコ」のみが企業名(江崎グリコ)というのはどうも少し浮いている。もしかしたら当時のグリコの戦略か⁉ それとも自然発生なのか。疑問だったので、そのルーツについて、江崎グリコに直接、問い合わせてみた。