渋谷のハプニングバー摘発。現場に居合わせた常連女性の消えない「ハプバロス」

ハプニングバー摘発現場にいた男性は

警察の摘発は逆効果? 日本各地でハプニングバーが続々オープンのなぜ。浜名湖畔120人乱交パーティー“全国大会”の主催は…_1
今年5月に摘発された日本最大級のハプニングバー(東京・渋谷)は店名を変更し、リニューアルオープンしていた
すべての画像を見る

2022年5月に摘発にあった東京・渋谷にある日本最大級のハプニングバー『眠れる森の美女』。店の常連客で、摘発があった日も現場にいた豊田正太郎さん(仮名、35歳)に当時を振り返ってもらった。

「SB(眠れる森の美女の呼び名)にはコロナ禍もあって2年ほど行ってなかったのですが、ちょうど事件があった日は“久々に面白いイベントやるらしいから行こうか!”と仲間と話していたところでした。

この日は店のTwitterでローションイベント開催のお知らせが告知されていたんです。僕はローションまみれになることを見込んで海パンも持参したほど(笑)」

男友達と20時頃に入店した豊田さん。1階のロッカーで海パンに着替え、まずは地下のイベントスペースで飲んでいたのだとか。

そして22時半くらいから「ローション水鉄砲始めますよー!」との呼びかけとともに、水鉄砲の中にローションを入れ、他の参加者たちとかけ合っていたという。

「今、思えば、この時に警察が入ってきてたらヤバかったです。だって、ほとんどの男女が全裸でしたから。全裸でローションまみれになって、複数の男が床に何人も並び、その上をスライディングし始めて、みんなが『めちゃイケ』の油谷さんのようにヌルヌルでした。僕もフルチンだったし(笑)」

23時頃にローションイベントが終わると、シャワーを浴び、服を着てバーで飲んでいたという豊田さん。警察が突入してきたのは23時半前後だったという。

「“警察です、動かないで!”との声とともに何人もの警察官が入ってきた時は驚きましたが、僕はそのままバーに座っていました。だけど一人、パンイチの男性が逃げようとして警察官に向かって突入し、あえなく取り押さえられるシーンもありました。

そこから2時間近く待たされ、名前と住所などを紙に書かされ、最後に写真を撮られ、免許証を提示させられて帰りました」

店外に出た時はすでに午前2時。豊田さんは男友達と共に居酒屋に立ち寄って、始発まで時間を潰して帰ったという。

これに懲りて、その後、ハプニングバー通いはやめたのかと思いきや、そうでもないらしい。