「後日、横浜で会ったら別人。ナンパの“海マジック”…」「好きになったサーファーとサンセットを見ながらドキドキ」湘南Z世代男女に聞いた「ドラマみたいな夏の恋しましたか?」〈リアル・真夏のシンデレラ〜女性編〉
7月10日スタートの新・月9ドラマ『真夏のシンデレラ』。同枠で“王道のラブストーリー”が放送されるのは7年ぶりで、早くも視聴者からは「キュン死する」「キラキラしすぎ」などの反響が相次いでいる。そこで集英社オンラインでは、同ドラマの舞台(ロケ地)にもなった「鵠沼海水浴場」にて、20代の男女に「あなたの忘れられないドラマのような夏の恋は?」というアンケートを実施。リアルな湘南恋物語に迫った。
キックボクサー『魔裟斗』似の黒髪短髪はつまらない男だった
女優の森七菜(21)、俳優の間宮祥太朗(29)がW主演を務める月9の連続ドラマ『真夏のシンデレラ』の放送がいよいよスタート。本作は、住む世界が異なる男女8人が海で運命的に出会い、複雑に交錯した感情や本音をぶつけ合いながら成長する姿を描いている。

フジテレビに掲示されている「真夏のシンデレラ」のポスター(読者提供)
月9(フジテレビ系列)で“王道のラブストーリー”が放送されるのは2016年7月期の『好きな人がいること』(主演・桐谷美玲)以来7年ぶり。男女のピュアな恋愛模様に、第1回目の放送からSNSには「キュン死する」「キラキラしすぎ」などのカキコミが相次いだ――。
そこで集英社オンラインでは、7月17日の「海の日」にちなんで、同ドラマの舞台(ロケ地)にもなった「鵠沼海水浴場」にてアンケートを実施。海水浴に来ていた20代の男女を対象に「あなたの忘れられないドラマのような夏の恋」と題して、“海辺のリアルな声”を拾ってみた――。
取材班が訪れたのは、全国屈指の集客力をほこる「鵠沼海水浴場」。海岸沿いには20軒もの海の家がズラリと建ち並び、ビーチも多くの人たちで賑わう。水着姿の20代の男女に声をかけると、それぞれの「ひと夏の恋」の思い出を語ってくれた(前編では女性の声をお届けする)。

鵠沼海水浴場(撮影/集英社オンライン)
「うーん、ひと夏の恋ですか…。そういえば去年、初めてナンパについていったんですよ(笑)。だいたい海で声をかけてくる人って、こっちが無視するとすぐに諦めてくれるんですけど、その人は一向に引く気配がなくて…。黒髪短髪の営業マンで、正面からだとキックボクサーの魔裟斗に似ているし、『まぁお金持ってそうだし、一回くらいご飯いくのもアリかな』と思って、後日に横浜で飲むことになったんです。
もちろんここ(鵠沼海水浴場)以外で話すのは初めてだったんですけど、とにかく話がつまらなくて…。仕事の自慢話ばかりだし、『あれ、ナンパしてきたときとぜんぜん違うんだけど…』みたいな(笑)。結局、それ以降は一度も会うことはなかったんですけど、今思えば完全に『海マジック』だったなって思うし、そんなに都合のいい恋愛なんてないことを学びましたね」(27才・営業事務・神奈川県在住)

取材に応じてくれた女性(撮影/集英社オンライン)
パネルを押してお会計するときに「4千円だけ貰っていい?」
「一度ナンパについていったときに、ホテル代をワリカンにされて一気に冷めたことがあります(笑)。ちょうど去年の出来事なんですけど、俳優の伊藤健太郎に似た塩顔イケメンに声をかけられて…。私はかっこいいと思った人ならぜんぜんついていくタイプなので、そこから海の家で飲んで、何日か後に横浜で飲んだんですけど、もちろんホテルに行く流れになるじゃないですか?
でも、いざ部屋のパネルを押してお会計するときに『4千円だけ貰っていい?』とか言いだして、しっかりワリカンしようとしてきたんですよ。たしかにお金持ちってタイプの人ではなかったけど、『いや、そこは無理してでも払えよ』と(笑)。なんか一気に冷めたし、結局その人と付き合うことはなかったですね」(24才・アパレル・神奈川県在住)
取材当初は「ナンパ絡みの失敗談」をあげる女性が多かった。海で出会うと、その男性のことがふだんよりもイケて見えてしまう「海マジック」なる現象も頻繁に起きているようだ――。
しかし一方で、一部の女性からはこんなピュアなコメントも。ビーチに寝そべり、肌を焼いていた藤沢在住の27才の女性(飲食店勤務)はこう語る。
「間宮祥太朗くんが出てるので『真夏のシンデレラ』は見てるんですけど、実は去年、あのドラマに出てきそうな恋愛を経験しました。友達の紹介で出会った人で、タレントのJOYに似た高身長イケメンだったので、ひそかに片思いしてたんです…。
その人はサーファーだからよく海に来ていて、会ったら『おーう』と軽く挨拶を交わしたり、ビールを飲んだりする仲だったんですけど、毎回ドキドキしてました。夕方に浜辺に座って2人でサンセットを見たときは、心臓が張り裂けるかと思いましたよ(笑)。
結局、友達以上の関係には発展せず、会うこともなくなってしまったんですけど、やっぱり後悔してますね。今もここ(鵠沼海水浴場)に来るたびに『もし、あのときに告白してたらどうなってたんだろう?』とちょっと考えちゃいます」

鵠沼海岸(撮影/集英社オンライン)
上記のような、ピュアな恋愛エピソードを語る女性は少なくなかった。
さらに取材を続けるうちに、こんな声も――。
「海がらみの話ではないんですけど、3、4年前の高校生のころに片思いしていた男の子がいまして…。その子とは高校2年生で一緒のクラスになったんですけど、とにかく明るいムードメーカー的なタイプで『私とは正反対の人だな』と思って最初は避けていたんです。
でも、近くの席で話すようになって、だんだんその子に惹かれていって…。高校3年生の夏に、LINEで思い切って<お祭り一緒に行かない?>と誘ったんですけど、それとなく話題を逸らされてしまったんです。結局、その子とは付き合うことなく高校を卒業したんですけど、当時はかなりショックでしたね。今でも夏になるたびに、すこし思い出してしまいます(笑)」(22才・歯科衛生士・群馬県在住)

取材に応じてくれた女性(撮影/集英社オンライン)
「奇跡のような出会いがありました!」と興奮
「ちょうど一昨年の話なんですけど、『もし、あのとき彼氏がいなかったら付き合ってたな~』って人はいますね(笑)。その人は短髪の黒髪で『EXILE』っぽい雰囲気の人だったんですけど、どうやら私のこと好きだったっぽくて…。『いま海にいるよ~』とか『これから○○(友達)と飲むんだ~』と言ったらすぐに来てくれたし、明らかに私に気がある感じだったんです。
でも当時、私には彼氏がいたし、あっちもそのことを知っていたから、あからさまに『好きだ』とは言ってこなかった。そうしている間にも夏が終わり、だんだんと遊ぶ機会もなくなっていくうちに、私も彼氏と別れてしまって…。あれから2年経った今では、もう連絡も取れないけど、こうして海にくるたびに楽しかった思い出がよみがえるし『元気にしてるかな~』と考えちゃいますね」(23才・営業職・湘南在住)

取材に応じてくれた女性(撮影/集英社オンライン)
今回のアンケートでは、“実らなかった恋愛”について語る人がほとんどだった。やはりドラマとは違い、リアルな恋愛はそう甘くないようだ。
そんななか、都内在住の23才の女性(美容エステ勤務)は「奇跡のような出会いがありました!」と興奮ぎみに語ってくれた。
「今日は友達(女性)と一緒に来てるんですけど、ちょうど去年、その子と海の家にいたときに『写真撮りませんか?』と大学生の男の子2人組にナンパされまして…。それまで私たちは、年下の子とか恋愛対象外だし、ナンパについていったこともなかったんですけど、なぜかその2人組とはフィーリングが合ったんです。
それで私は、俳優の『新田真剣佑』に似た子とデートするようになって、友達ももう一人の子とイイ感じになったんですけど、お互い告白された場所が『江ノ島』だったんですよ。すごい偶然じゃないですか?(笑) その後、つきあうことになって、今、彼オーストラリアに留学に行ってしまったので遠距離恋愛中なんですけど、もちろんラブラブのままです。この『海がつないでくれたご縁』を大切にして、これからも仲良くしていけたらいいなと思ってます」

取材に応じてくれた女性(撮影/集英社オンライン)
2023年の夏。湘南で繰り広げられる男女の恋はまだ始まったばかり。
後編では出会いを求める男たちの奮闘記を詳報する。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
関連記事
新着記事
トラブル続出のマイナ保険証にさらなる疑念。マイナンバーカードを返納すると「無保険者」になる⁉
【こち亀】宝くじで155億円、競馬で1億5千万円を獲得。両さん、強運伝説!!



TikTok 、2年9カ月で利用者5500万から7億人に…クリエイター育成に1000億円以上の投資する最強・最新の戦略
『最強AI TikTokが世界を呑み込む』#3
