Snowman岩本のスター性

和泉元彌、泰葉からSnow Man岩本、フワちゃんにクロちゃん。“やらかし”の禊だったプロレス参戦が、旬タレントの爽やかな挑戦に変わった理由_1
リングで躍動するLiLiCo(写真提供/DDTプロレスリング)
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5月12日、バラエティ番組『それSnow Manにやらせてください』(TBS)でSnow Man岩本照(30)がプロレスに挑戦する様子が放送された。

岩本といえばジャニーズきってのマッチョとして知られており、同番組でも過去に遠洋漁業に挑戦して110キロのマグロを運ぶなど、体を張った企画にチャレンジしてきた。今回の撮影に全面協力したのはDDTプロレスリングだ。

番組でプロレスに挑戦した岩本


キャンプ場や商店街などで戦う「路上プロレス」シリーズや身長120cm体重400gの“バトルドール”ヨシヒコとの試合など、型破りな興行でプロレス業界内外を沸かせてきた団体だ。同団体を傘下に持つ株式会社CyberFightの代表取締役兼レスラーである高木三四郎氏(53)と、番組内で岩本とタッグを組んで試合に臨んだ取締役副社長・彰人選手(36)に話を聞いた。

「撮影にあたって、面接から試合までは時間がない中、岩本さんは試合としてしっかり成立させてしまった。それはすごかったですね」(彰人)

番組では、岩本がリングイン後にバク宙を披露する様子に、解説の武藤敬司も「さすがに肝が座っている」「スター性を感じる」と太鼓判。試合が始まると、DDTのスター選手HARASHIMAと逆水平チョップのやり合いやバク転からのドロップキックも放った。

最後はボディスラムからの3カウントで敗北してしまったが、倒されるたびに立ち上がろうとする姿は会場に集っていたプロレスファンから大きな歓声を集めていた。

「『アクロバットやダンススキルを活かした技を入れるのはどうですか?』って、すごくふわっとしたことを伝えたんですよ。それを試しにやってみてもらったら、見事にアドリブでひとつの技として仕上げてしまった。打撃技もしっかりハマっていましたね。全方向から見られることに慣れている方だけに、見せることに長けているんだと感じました。所作も非常に綺麗で、プロレス適性が高かったです」(高木)