「夫の入院中、私はワンオペ育児でヘトヘト」と書いたら大炎上。人気ママブロガー（元SDN 48）光上せあら夫妻に本音を直撃！ 「あの時は本気で離婚したいぐらい夫が嫌いになった」

――光上さんのブログによれば、2月に旦那さんが突然意識不明となって緊急搬送されたそうですね。その時、光上さんが旦那さんへの不満を爆発させたことで、炎上していました。

光上　でもね、あの時は本当にヘトヘトだったんですよ。直前に子どもが二人とも熱を出して、私は夜中も看病でろくに寝られない状態が続いていたから、ただでさえしんどかったのに、夫が下血して救急搬送されて、1週間入院していたからワンオペ育児になって……。
彼が退院してきたとき、1週間のワンオペ育児の疲れが爆発して、「私はあなたが病院にいる間、必死で子どもの世話して栄養のあるご飯をつくって、寒い中送り迎えもしてヘトヘトなのに、感謝もねぎらいもないってどうなの⁉」ってことを書いたら、「病み上がりの旦那さんに対して冷たすぎる」とか書かれて炎上して。
そう受け取られてしまうことはわかっていたけれど、あの時は本気で離婚したくなるぐらい夫が嫌いになったんですよ。

――どうしてそこまで嫌いになっちゃたんですか？

光上　だって、夫が倒れたのは、自分の不摂生が原因。
その上、退院してきた夫は、自宅療養中も「今、ストレスためたくないから、厳しいことを俺に言っちゃダメ」とか「この食材は料理に入れないで」とか、いろんな要求が多くて……。
子どもが1人増えた感じでしたよ。
倒れた理由を「ストレスが原因」って何度も言われたのも、私からストレスを受けているせいだと遠回しに言われているようで、いい気はしなかったですね。
夫は自営業なんですが、その仕事もしながら育児も頑張ってくれているから、申し訳ないと思う気持ちもあるんですが……

――意外と冷静な部分もあるんですね。でも、ブログではかなりヒートアップしている印象です(笑)。

光上　本当ですか⁉　一応、感謝はしてると前置きはしてるんですけどね。でも、私自身、ブログに書くことで気持ちを整理したり、ストレスを発散している部分もあるんですよ。日常のみっともないことも、嘘をつかずに正直に書いてるから、どうしても表現がストレートになっちゃうんです。

――旦那さんは、自分がブログに書かれていることは気にならないですか？

夫　たまに読んでいるけど、あまり気にしてないですね。仕事に影響が出なければ、それでいいです。うちの部下には「プライベートがわかるようになりました」って言われてますけど（笑）。

――じゃあ、実際は夫婦仲はいいんですね。お二人の馴れ初めを教えてください。

光上　SDNをやめた後に、同じグループの友達が「今日美味しい焼肉を食べる会があるよ」ってことで行ったら、その中に彼がいたって感じです。

夫　仕事仲間の飲み会で、当時はそういった感じの飲み会が週3日ぐらいあったんですよ

光上　でも私はそういう集まりだって知らなくて。「とりあえず無料で焼肉食べれるならラッキー』ぐらいの感じで行きました。彼はなぜか、みんなに「王子」って呼ばれていたんですが、見た目も全然王子風じゃないんですよ。「なんで王子なの？」っていう疑問しか残ってないですね(笑)。

夫　でも、僕は彼女を可愛いなと思いましたよ。ただ、初対面の時、すごい負のオーラを背負ってる感じがしたんですよ。どよーんとした感じで疲れてて、大変なことでもあったのかな……とは少し思ったけど。

光上　恋愛で病んでたんです。そういうのもあって、すぐには交際に発展しなくて。しばらくは友達関係で、最初に会ってから3年後くらいに付き合い始めました。


夫　付き合い始めてからは、自分の意志をすごくしっかり持っている女性だなって感じましたね。いい意味で強さがあって、そういうところに惹かれた部分もあります。

――どんなことで夫婦ゲンカになるんですか？

光上　基本は、私がイライラしている時だよね(笑)。

夫　そう。僕がサンドバッグになれる時もあるんだけど、なり切れないときはケンカに発展しちゃう。

光上　これはどの家庭でもそうかもしれないけれど、子どもがいるとどうしても時間的にも精神的にも余裕がなくなるんですよね。それで、お互いにいっぱいいっぱいになってケンカになることが多い。
子育ての方針をめぐってケンカになることもありますよ。
子どもって好奇心が旺盛だから、なんでもやってみたがるんですよね。たとえば、卵を割ったり、壁に落書きしたりするのも、私は全然気にしないです。なんでも触らせることが経験かなと思って。
でも、彼は怒ることもあるので、そこでぶつかったりもしますね。
あと、夫には、起きたばかりの時、息がクサイので子どもの顔に近寄ってほしくないんですよ。
だって、子どもってまだクサイとか言えないから、かわいそうじゃないですか。

――そこは反論しないんですか？

夫　まあ、いろんな価値観がありますから……

光上　それに、彼はジャンクフードをよく食べてるんですよ。子どもに食べさせるものにはこだわりたいから、「子どもたちには絶対与えないでね。隠れて食べてね」ってお願いしてます。

夫　だから夜、子どもたちが寝たあとに、一人でこっそり食べてます。

――本当は、ソファーでお菓子バリバリ食べたりしたいですよね……？

夫　いや、もう慣れました(笑)。それに彼女が言ってることは、間違ってないと思うから。

光上　私が一番直してほしいのは、お酒を飲んで泥酔するところ。たいてい飲みすぎてろれつが回らなくなって、倒れたりしちゃうんです。この間も泥酔して道に寝転がってて、警察のお世話になってしまって。そこまでして飲む必要ないと思うんだけど……

夫　……急に飲む機会が減ったから、酒が弱くなったというか……

光上　本当に腹立つんですよ。酔った状態でお風呂で寝ちゃって、派手に転んだり、血圧が急に下がって死にかけたこともあったんですよ。

夫　そうだっけ？

光上　忘れてるのも、また腹立つんですよね。それがケンカの火種になるんです。

夫　でも、次の日にはだいたい仲直りしてるよね？

光上　それは私が「言い過ぎたかも」って反省して謝るから。こう見えて私、謝ってるんですよ(笑)。

――なんだかんだいって、うまくいっているんですね。夫婦円満の秘訣はなんですか？

光上　彼のおおらかな性格のおかげかもしれない。私、気が強いから、そういう人じゃないと、上手くいかないから。
彼がちゃんと話を聞いてくれることも大きいですね。結局、女性はしゃべりたいわけだから。
あと、子育ても二人で協力してやってます。

夫　僕は朝5時半に起きて、2時間ぐらい子どもの面倒を見て、出かける感じですね。夜や休日、家にいる時は、お風呂入れたりオムツ替えしたり、できるだけやります。

光上　そういう意味では、夫として最高だなって思います。
一方で、この先どうなるかわからないっていうのもありますよ。
彼が浮気する可能性も0％ではないわけだから。


――光上さんにとっての浮気って、どのラインですか？

光上　どこからが浮気っていうのは難しい問題だけど、一夜の過ちはもちろんダメ。女の子と二人で食事に行くのも、ちょっとイヤですね。だって、デートは最終的にそういうことをするための手段だから……

光上　だから、彼が浮気したら、私は100％離婚します。だって、人生一度きりなのに、浮気する人の隣にずっといていろんなこと我慢したり、「また浮気されるかも』って疑いながら生きるのはつらいから。

夫　「浮気したら、子どもには2度と会えないと思ってね』って言われていますから。それを考えたら、浮気なんて怖くてできないですよ(笑)

第2弾では、貧乏とイジメに苦しんだ壮絶な子ども時代、SND48時代に感じたやり場のない悔しさについて光上さんがたっぷりと語ります！


取材・文／集英社オンライン編集部ニュース班