「スマホのライトで照らしながら寝室に忍び込んできた」

大阪府警は2月2日、大阪狭山市議会副議長の井上健太郎容疑者(54)を強制わいせつ容疑で逮捕した。2020年に府内で行った自身主催の子ども向けキャンプで、就寝中の女児4人の体を触るなどした疑いだ。

井上容疑者はスマートフォンのライトを照らしながら寝室に忍び込んできたという。イベント終了後から複数の女児が被害を訴え、昨年9月に保護者が府警に相談して発覚した。

〈市議会副議長が強制わいせつで逮捕〉「就寝中の小学生女児4人にスマホのライトを照らして体を触り、パンツに手を…」被害者弁護士か語る“健ちゃんキャンプの夜”_1
大阪府警察本部
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井上容疑者は03年に同市議選で初当選し、現在4期目。昨年5月から副議長でもある。毎年のように「健ちゃんキャンプ」と称して府内の宿泊施設を使った小学生対象の1泊2日のイベントを開催してきた。参加費1万円ほどで海や山など自然と触れ合えることを売りにしており、実際に「子ども好き」で知られた存在でもあった。
今回、被害者女児の代理人を務める仲岡しゅん弁護士が語る。