“一時あずかりボランティア”を始めた理由

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私は行き場を失った犬や猫を、家族として一緒に暮らしてくれる引き取り手が見つかるまでの間、自分の家庭に引き取り、人と暮らすことに慣らす保護活動“一時あずかりボランティア”を個人でしています。

家族は動物好きな娘ののんちゃん、息子のけーくんと、そんなに好きではない夫、そして代わる代わるやってくる保護犬や保護猫たちです。

活動を始めたきっかけは、10年以上前、1匹の子猫を飼ったこと。その子は猫白血病で、たった2週間でこの世を去ってしまいました。ペットは亡くなったら虹の橋を渡り、飼い主が後に天国へ行くまで待っているとか。

でも、私は悲しくてたまらず、虹の橋を渡らないで、生まれ変わって私の元にまた来てほしい、と思いました。どんな姿でもいいから……。

そんな経験があったことから、公益財団法人の保護施設やブリーダー犬舎で働き動物たちと向き合ってきましたが、残酷な現状を目の当たりにしました。犬や猫は犠牲者。そう感じ、保健所から犬や猫を引き取り、 “一時あずかりボランティア”を始めました。

【漫画あり】 個性あふれるホゴイヌとの心温まるストーリーが満載! SNSで話題のコミックエッセイ「たまさんちのホゴ犬」_2

4年前からSNSで自分の思いをイラストと文字で発信するようになると、多くの方から励ましの言葉をいただくようになりました。暗いイメージのある活動かもしれませんが、楽しいこともたくさんあります。そうしたことを知っていただきたくて、この本を出させていただきました。