iPadをPCライクに運用しよう

iPadをもっとノートPCのように使いたい––。そう考える人は少なくないでしょう。実際、ここ数年でOSの機能が充実し、周辺機器とも連携しやすくなったこともあり、用途によってはPCライクな運用もかなり現実的になりました。

そして、今年の秋に公開予定の「iPadOS 16」では、「ステージマネージャー(Stage Manager)」をはじめとする新機能が追加され、さらにiPadをノートPCのように扱いやすくなります。

ここでは、2022年7月から先行公開されているiPadOS 16のパブリックベータ版を試用したうえで、iPadをノートPCのように扱ううえで注目しておくべき新機能を紹介します。

なお、「パブリックベータ」とは、一般ユーザーからのフィードバックを得ることを目的とした先行公開されている開発中のバージョンのことです。専用サイトへの登録を行うことで、誰でも利用できますが、その内容を公開することは禁じられていますので、注意しましょう。本稿では、このパブリックベータを利用し、取材に基づく特別な許可を得たうえで記事化しています。そのため秋に公開される正式版とは、一部画面や手順が異なる可能性があります。

iPadがノートPCに早変わり! iPadOS 16の新機能「ステージマネージャー」がすごい_01
今年の「WWDC(世界開発者会議)」にて発表されたiPadの新OS「iPadOS 16」。Appleの公式WEBサイトには「この10月に登場」と記載されている
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