妻が口をきいてくれなくなって3ヶ月。家の中に居場所はなく、会社でもその悩みを打ち明けられる人はいない。理由がわからず追い詰められていく主人公の境遇に同情してしまう人は多いはず。
果たして妻はなぜ口をきいてくれないのか。夫は何をすれば許されるのか。昨年の大ブレイク後にもその人気が絶えない人気作品。なぜ発行部数を積み上げ続けられるのか。
担当編集者の今野加寿子氏に聞いた。
――発売から二年以上経過した今も、電子版を中心に人気が絶えない理由はどこにあると分析されていますか?
ひとつにはコロナ禍もあって電子書籍が一般的になったことが理由かと。結婚している家庭で、うまくいっていると思っていたのに、『妻が口をきいてくれません』が家の本棚に置いてあったら何事かと思いませんか?
だから皆さん電子書籍で買ってひっそり読まれていらっしゃるんだと思います。様々な反響が寄せられましたが、同じような境遇で悩んでいらっしゃる方々は多いなと感じています。
全く同じ境遇でなくとも、作品を通じてパートナーがどう感じているかを考えるきっかけになれたらと思います。
次ページより漫画『妻が口をきいてくれません 3ヶ月目』を特別に無料で配信する
暮らし 2023.10.09
【漫画あり】『妻が口をきいてくれません』電子版でヒットを続ける理由は家に置いておけないから? 妻が口をきいてくれないなんて誰にも言えない…?
ある日突然、妻が口をきいてくれなくなったら――。その理由も全くわからなかったら−―。書籍化から2年を経た現在もその人気は衰えていない『妻が口をきいてくれません』。その理由に迫った。
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普通の家庭に置いておける紙の本ではない?








漫画/野原広子
『妻が口をきいてくれません』
野原 広子

2020年11月26日発売
1,210円(税込)
A5判/168ページ
ISBN:
978-4-08-788048-9
第25回手塚治虫文化賞「短編賞」受賞!メディアで大反響、夫婦の問題を掘り下げる賛否両論の話題作!
妻はなんで怒っているのだろう……。妻、娘、息子の四人家族として、ごく平和に暮らしていると思っていた夫。しかし、ある時から妻との会話がなくなる。3日、2週間と時は過ぎ、やがて会話のない生活は6年目に。
家事、育児は普通にこなしているし、大喧嘩した覚えもない。違うのは、必要最低限の言葉以外、妻から話しかけてこないことだけ……。
ウェブサイト「よみタイ」の大好評連載、衝撃の描き下ろし最終話を加えて待望の書籍化。
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