恵まれてこなかった子のほうが、やりがいを感じる

「保護犬」とは文字どおり「保護された犬」のことで、飼い主に捨てられたり、動物愛護センターや保健所などに持ち込まれた犬などを総称して、こう呼ぶ。新たな引き取り手が見つからないと、殺処分されるケースも……。

近年は保護団体の努力や、自治体の協力もあって徐々に殺処分の数は減少しているが、「殺処分ゼロ社会」の実現には、まだまだほど遠い状況だ。

つの丸さんが初めて保護犬を迎え入れたのは、2017年6月のこと。加入していた保護犬の団体から声をかけられたのがきっかけで、推定年齢2歳(当時)のピートくん(フレンチブルドッグ・牡)を家族に迎え入れた。

――まずはピートくんを家族に迎え入れたきっかけを教えてください。

わが家にはもともと、ペットショップで買ってきた先住犬のドン(フレンチブルドッグ・牡)がいたんですけど、『たいようのマキバオー』の連載が始まってから、忙しくてあまり遊んであげられなかったんです。それがずっと心に引っかかっていて、連載が終わったときに「これからは、がっつり犬と暮らそう」って決めました。

それでドンとの生活を満喫していたときに、加入していた保護犬の団体から「預かりの保護犬が入った」という案内が入って。もう連載もないし、ドンも友達がいたほうがいいだろうと思って迎え入れたんです。

――保護犬の団体には、どんな経緯で加入されたのですか?

犬と暮らしていくと、やっぱり保護犬の問題っていろいろと耳に入ってくるじゃないですか。僕は犬が大好きで、どの犬も等しくかわいいんです。

どうせ新たに飼うなら、これまであまり恵まれてこなかった子のほうが、やりがいを感じるというか。「よし、俺が幸せにしてる!」って思っちゃうんですよね。