集英社オンライン
  • 新着
  • ランキング
  • ニュース
  • 教養・カルチャー
  • エンタメ
  • 特集
    • 私を壊した映画たち
    • 「能代工9冠」無敗の憂鬱
    • 大人も知っておきたい性のあれこれ
    • ウクライナ情勢
    • ゴールデンカムイ
    • ONE PIECE
    • えいがの絵日記
    • フジテレビの未来の話
    特集一覧を見る
    • 戸田奈津子が愛した映画人
    • 氷上の表現者たち
    • ロードショー COVER TALK
    • 前川ヤスタカの考えすぎテレビ
    • 木村草太の「あれ、どういうことなんだろう?」
    特集一覧を見る
    • 最期の火を灯す者 火葬場で働く僕の日常
    • 筒井哲也の世界
    • 現実逃避してたらボロボロになった話
    • 私の穴がうまらない
    • 来世ではちゃんとします
    • 僕にはまだ 友だちがいない
    • くも漫。
    • 4コマ漫画 ちびまる子ちゃん
    特集一覧を見る
  • 連載
    • 私を壊した映画たち
    • 「能代工9冠」無敗の憂鬱
    • 大人も知っておきたい性のあれこれ
    • ウクライナ情勢
    • ゴールデンカムイ
    • ONE PIECE
    • えいがの絵日記
    • フジテレビの未来の話
    連載一覧を見る
    • 戸田奈津子が愛した映画人
    • 氷上の表現者たち
    • ロードショー COVER TALK
    • 前川ヤスタカの考えすぎテレビ
    • 木村草太の「あれ、どういうことなんだろう?」
    連載一覧を見る
    • 最期の火を灯す者 火葬場で働く僕の日常
    • 筒井哲也の世界
    • 現実逃避してたらボロボロになった話
    • 私の穴がうまらない
    • 来世ではちゃんとします
    • 僕にはまだ 友だちがいない
    • くも漫。
    • 4コマ漫画 ちびまる子ちゃん
    連載一覧を見る
  • 漫画
    • 私を壊した映画たち
    • 「能代工9冠」無敗の憂鬱
    • 大人も知っておきたい性のあれこれ
    • ウクライナ情勢
    • ゴールデンカムイ
    • ONE PIECE
    • えいがの絵日記
    • フジテレビの未来の話
    漫画一覧を見る
    • 戸田奈津子が愛した映画人
    • 氷上の表現者たち
    • ロードショー COVER TALK
    • 前川ヤスタカの考えすぎテレビ
    • 木村草太の「あれ、どういうことなんだろう?」
    漫画一覧を見る
    • 最期の火を灯す者 火葬場で働く僕の日常
    • 筒井哲也の世界
    • 現実逃避してたらボロボロになった話
    • 私の穴がうまらない
    • 来世ではちゃんとします
    • 僕にはまだ 友だちがいない
    • くも漫。
    • 4コマ漫画 ちびまる子ちゃん
    漫画一覧を見る
  • カテゴリ
    • エンタメ
    • 教養・カルチャー
    • ビジネス
    • 暮らし
    • ヘルスケア
    • ファッション
    • グルメ
    • スポーツ
    • 恋愛・結婚
    • 占い
    • 美容
    • お知らせ
  • ロードショー
  • 占い
  • 編集部
集英社オンライン

Follow Us

トレンドタグ
TREND
  • #筒井哲也
  • #このマンガがすごい
  • #となりのヤングジャンプ
  • #ヤングジャンプ
  • #パンデミック
  • #NEETING LIFE
  • #ニーティング・ライフ
  • #エロ
  • #マッサージ
  • #新築住宅
  • #家賃が実る家
  • #賃貸住宅
  • #マンホール
  • #バイオホラー
  • #住宅ローン
タグ一覧を見る
人物
PEOPLE
  • 鵜飼秀徳
  • 萌茶/格地翔偉
  • 若元春
  • 石原壮一郎
  • 『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』原作公式
人物一覧を見る
ヘルスケア 2022.07.01

なぜ、病院で死ぬのは苦しいのか? 緩和ケア医が明かす「死の現場」

死そのものは本来、苦しいものではない。しかし、病院で治療を続けると、体力の限界まで「生きさせられる」から苦しいのだ。「死の現場では何が起こるのか?」を伝える1冊『家で死のう! ――緩和ケア医による「死に方」の教科書』(三五館シンンャ/フォレスト出版)から一部抜粋・再構成してお届けする。

  • 萬田緑平
  • #家で死ぬ
  • #終末期
  • #緩和ケア
  • #萬田緑平
SHARE

病院で死ぬとなぜ苦しいのか

死そのものは本来、苦しいものではありません。しかし、病院で治療を続けると、体力の限界まで「生きさせられる」から苦しいのです。

私は外科医時代、病院に訪れてきた人に、数々の検査をし、病気を見つけ、入院、手術、術後の治療を続けてきました。でも、病気を治せば元気になるわけではない、死ななくなるわけではないことに気づきました。

病気の進行を遅らせることはできても、日々老化していく体を「元どおりに戻す」ことは、医療にはできないことを痛感しました。元の体に戻すためにはタイムマシンに乗る以外に方法はないのです。

口から食事がとれなくなった患者さんには、お腹に穴を開けてチューブから胃に直接栄養を送り込む「胃ろう」などの延命治療をし、死の瞬間を少しでも先延ばししました。1分1秒でも延命をすることが医療の使命だからです。

しかし、延命治療を続けると、患者さんの苦しみや痛みは二の次になってしまいます。死ぬよりは、どんな状態であれ生きていたほうがいい。そう考えるのが医療です。

もちろん、患者さんや家族も、治療当初は同じように考えています。でも、いつしか「患者さん本人」の思いがおざなりなってしまうことが頻繁に起こるのです。

延命治療を受けている患者さんの中には、それこそ「死にたいほどつらい」状態の人が少なくありません。本当は治療をやめたいのに、家族からは「頑張れ」「あきらめないで」と鼓舞され、また病院や医師に頼るしか選択肢を持たないため、そのままズルズルと延命治療を続けてしまいます。しゃべれもせず、「もういいから、死なせてくれ」と思いながら亡くなっていくのです。

「良く生きて、良く死ぬ」ための選択

私の著書『家で死のう! ――緩和ケア医による「死に方」の教科書』では、人生の最終章には、「病院で治療する」という選択肢以外にも、治療をやめて「家で生き抜く」(それはつまり「家で死ぬ」)という選択肢があることを知ってほしいと思います。

医師や病院に言われるがままにつらい治療を継続して、「生かされた」状態のまま逝くのではなく、最期まで自分らしく「家で生き」「家で死ぬ」ために、私の「在宅緩和ケア」はあります。

私の診療所の大きな方針は「本人が好きなように」「本人が望むこと」をサポートすることです。本人の人生なのだから、本人に主導権を取り戻してもらうのです。

だから、体にいいことだからといって、本人が望まないことはさせません。つねに「本人の笑顔を引き出す」にはどうすればいいかをケアの中心にしています。

緩和ケアと聞くと、「死ぬ前の人が行くところ」と認識している人もいるでしょう。そのとおりです。だから、「死にたくない」「死なせたくない」「死ぬはずがない」と思っている患者や家族は、私のもとにやってきません。病院で治療を続けても、人は死ぬのです。そして、多くの場合において、苦しみながら死んでいきます。

どうせ死ぬのなら、より苦しみのない方法がいい、そして最期まで自分らしく生きたい、そう考えられる人や家族が治療をやめて在宅緩和ケアを選びます。

「病院で治療をやめる」ということは、「死を認める」ということかもしれません。

「死を認める」ことができるかは、当事者になってみなければわからないことでしょう。
私も、いざ患者の立場になったとき、どう感じるのかはわかりません。在宅緩和ケアを選択し、穏やかに亡くなっていった人はみなさん、ある程度「死を認めていた」ように思えます。

「より良く死ぬ」ために「より良く生きる」

私の著書では、医学的に「病気とは何か?」「医療ができることは何か?」、そして誰もがやがて体験する「死の現場では具体的に何が起こるのか?」をお伝えしていく中で、みなさんがご自身や大切な人の「死」について考えるきっかけになればとも思います。

「より良く死ぬ」ためには、「より良く生きる」ことが必要です。穏やかに亡くなっていった方々の最期をお伝えすることで、そのことを感じていただければと思います。

私の考えが、終末期をどのように生きるか、人生の最終章のシナリオをどう描くのか、それを考えるための一助となることを願っています。

家で死のう! ――緩和ケア医による「死に方」の教科書

萬田緑平

なぜ、病院で死ぬのは苦しいのか? 緩和ケア医が明かす「死の現場」_1

2022年6月22日

1540円(税込)

単行本 240ページ

ISBN:

978-4—86680-924-3

眠るように
穏やかに死ぬための本
――なぜ病院で死ぬことは苦しいのか?

なぜ、病院で死ぬのは苦しいのか?
死そのものは本来、苦しいものではありません。しかし、病院で治療を続けると、体力の限界まで「生きさせられる」から苦しいのです。
――私はこの本で、人生の最終章には、「病院で治療する」という選択肢以外にも、治療をやめて「家で生き抜く」(それはつまり「家で死ぬ」)という選択肢があることを知ってほしいと思います。

病院での治療をやめて、自宅で生きることを選んだ患者さんの最期は、病院で見られる絶望的な「死」とは異なります。私は病院医療と在宅緩和ケアの両方を見てきた立場として、こう断言します。
「終末期の患者さんは、病院での延命治療をやめて、自宅に戻ってすごしたほうが人間らしく生きられる」

amazon

前編『タバコも酒もOK!? 終末期は自宅療養のほうが幸せに生きられる理由』はこちら

最初のページに戻る

萬田緑平

まんだ りょくへい

緩和ケア医

1964年生まれ。群馬大学医学部卒業後、群馬大学附属病院第一外科に勤務。手術、抗がん剤治療、胃ろう造設などを行なう中で、医療のあり方に疑問を持つ。2008年から9年にわたり緩和ケア診療所に勤務し、在宅緩和ケア医として2000人の看取りに関わる。現在は、自ら開設した「緩和ケア 萬田診療所」の院長を務めながら、「最期まで精一杯生きる」と題した講演活動を日本全国で年間50回以上行なっている。

  • Twitter
SHARE

Twitterをフォローしよう

  • HOME
  • ヘルスケア
  • なぜ、病院で死ぬのは苦しいのか? 緩和ケア医が明かす「死の現場」

新着記事

暮らし 2023.03.17
NEW
暮らし / 2023.03.17

物を床に直置きにしない、ゆっくりできる場所をつくる…新生活・ひとり暮らしでしんどくならない「住まい」のつくりかた

しんどくならないひとり暮らし#1

華井由利奈
ビジネス 2023.03.17
NEW
ビジネス / 2023.03.17

住宅ローンを組まなくてもマイホームが手に入る。募集→即完売の譲渡型賃貸住宅「家賃が実る家」が人気の理由

不動産スタートアップが仕掛ける新たな「持ち家」の形

小平淳一
エンタメ 2023.03.17
NEW
エンタメ / 2023.03.17

最強の女性軍人、『こち亀』に降臨す!!

秋本治
週刊少年ジャンプ編集部他
ニュース 2023.03.16
急上昇
ニュース / 2023.03.16

「鼠蹊部よりさらに際どい箇所まで触られました」準強制わいせつの容疑で逮捕されたマッサージ師は元ビジュアル系バンドマン! 本人は「施術の一環」と容疑を否認するも、彼には”マエ”が…

集英社オンライン編集部ニュース班
エンタメ 2023.03.16
エンタメ / 2023.03.16

【漫画】45歳・独身無職、貯金残高2000万円。大人が一度は憧れる夢の“ニーティング生活”をスタートしたが… (1)

NEETING LIFE ニーティング・ライフ(1)

筒井哲也
エンタメ 2023.03.16
エンタメ / 2023.03.16

【漫画】社畜時代の悪夢で目覚めた45歳無職のニーティング生活者の隣に、可憐な女子大生が引っ越してきた (2)

NEETING LIFE ニーティング・ライフ(2)

筒井哲也
ニュース 2023.03.16
ニュース / 2023.03.16

「タタキ(強盗)をやれ」…拒否すると「妻と娘を殺すぞ」「ツイッターで免許証をさらす」 闇バイトから特殊詐欺、強盗へ凶悪化させられてしまう泥沼へのカラクリとは?【新聞記者が解説】

田崎基
高山かおり
教養・カルチャー 2023.03.16
教養・カルチャー / 2023.03.16

「聖職者は性職者」なのか? わいせつ行為をした教員でも復職できる現実。1日1人ペースで処分を受ける学校教員の性犯罪が後を絶たない理由

石井光太
ニュース 2023.03.16
急上昇
ニュース / 2023.03.16

「赤ちゃん言葉で哺乳瓶から飲ませてもらい、孫の手で股間を…」エロすぎた大人のテーマパークSOD LANDの社長が逮捕!「警察は以前からガールズバーを摘発したいと」過去には何度も注意・指導も…

集英社オンライン編集部ニュース班
グルメ 2023.03.16
急上昇
グルメ / 2023.03.16

ウワサの「暗殺者のパスタ」ってそもそもイタリア料理? おいしいの? ブーム火付け役の料理人が明かす日本でも大バズりのワケ

マクリ・マルコ
小林悟
新着記事一覧を見る

Tag

  • #家で死ぬ
  • #終末期
  • #緩和ケア
  • #萬田緑平

RANKING

最新
24時間
週間
月間
最新
24時間
週間
月間
記事ランキングの一覧を見る

RANKING

最新
24時間
週間
月間
最新
24時間
週間
月間
漫画ランキングの一覧を見る

SPECIAL

最新情報をお届け

毎日が、あたらしい

  • HOME
  • 新着
  • ランキング
  • ニュース
  • 教養・カルチャー
  • エンタメ
  • 特集
  • 連載
  • 漫画
  • ロードショー
  • 占い
  • 編集部
  • カテゴリ
  • エンタメ
  • 教養・カルチャー
  • ビジネス
  • 暮らし
  • ヘルスケア
  • 美容
  • ファッション
  • グルメ
  • スポーツ
  • 恋愛・結婚
  • 占い

マンガ

少年マンガ

  • 週刊少年ジャンプ
  • ジャンプSQ.
  • Vジャンプ
  • 最強ジャンプ
  • 少年ジャンプ+
  • ゼブラック
  • ジャンプBOOKストア!
  • ジャンプルーキー!
  • S-MANGA
  • 集英社ジャンプリミックス
  • 集英社コミック文庫

青年マンガ

  • 週刊ヤングジャンプ
  • ヤングジャンプ定期購読デジタル
  • ヤンジャン!
  • となりのヤングジャンプ
  • あしたのヤングジャンプ
  • グランドジャンプ
  • ウルトラジャンプ

少女マンガ

  • りぼん
  • マーガレット
  • 別冊マーガレット
  • ザ マーガレット
  • デジタルマーガレット
  • マンガMee
  • コミックりぼマガ
  • マンガMeets

女性マンガ

  • クッキー
  • ココハナ
  • 月刊オフィスユー

取材・ファッション

ファッション・美容

  • Seventeen
  • non-no Web
  • MORE
  • @BAILA
  • MAQUIA ONLINE
  • SPUR.JP
  • LEE
  • Marisol
  • Web éclat
  • OurAge
  • The New York Times Style Magazine: Japan
  • HAPPY PLUS
  • MEN'S NON-NO WEB
  • UOMO
  • yoi

芸能・情報・スポーツ

  • Myojo
  • Duet
  • 週プレNEWS
  • 週プレ グラジャパ!
  • web Sportiva

書籍

文芸・文庫・総合

  • すばる
  • 小説すばる
  • 集英社 文芸ステーション
  • web 集英社文庫
  • 青春と読書
  • e!集英社

学芸・ノンフィクション・新書

  • 集英社 学芸編集部
  • 集英社 ビジネス書
  • 集英社新書
  • 集英社新書プラス
  • よみタイ
  • kotoba
  • imidas

ライトノベル・ノベライズ

  • 集英社Webマガジン Cobalt
  • 集英社オレンジ文庫
  • シフォン文庫
  • ダッシュエックス文庫
  • JUMP j BOOKS
  • TanZak

キッズ

  • 集英社みらい文庫
  • S-KIDS.LAND

オンラインストア・その他WEBサービス

オンラインストア

  • SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE
  • ジャンプキャラクターズストア
  • HAPPY PLUS STORE
  • LEEマルシェ
  • SHOP Marisol
  • éclat premium
  • HAPPY plus BEAUTY
  • mirabella
  • mirabella homme
  • zakka market

その他WEBサービス

  • SHUEISHA ADNAVI
  • EDITOR'S LAB

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら → https://aebs.or.jp/

  • ABOUT US
  • 集英社プライバシーガイドライン
  • 広告掲載について
  • お問い合わせ
  • 規約

SHUEISHA Inc. All Right Reserved.

なぜ、病院で死ぬのは苦しいのか? 緩和ケア医が明かす「死の現場」 | ヘルスケア記事一覧 | 集英社オンライン | 毎日が、あたらしい