血圧の上と下とはいったい何?

心臓はポンプのように、収縮と拡張を繰り返して血管に圧力をかけて、血液を全身におくっています。
血圧とは心臓から送り出された血液が血管の内壁を押す力のことです。
血圧を測ることで、心臓から送り出された血液がどれくらいの力で血管の壁を押しているのかがわかります。
押す力が強いと血管を傷つけてしまい、脳卒中や動脈硬化を引き起こす原因になってしまうため、血圧を測ることは、非常に重要なのです。

そして心臓が収縮と拡張を繰り返しているので、血圧もそれに応じています。
それがよく言われる血圧の上と下の数値です。
医学用語では、上の血圧を収縮期血圧、下の血圧を拡張期血圧といいます。
上の血圧、収縮期血圧は心臓が収縮して最も強く血流を送り出しているときの値で、下の血圧、拡張期血圧は心臓が拡張により送り出した血流が心臓に戻ってくるときの値になります。

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また、血圧は常に一定ではありません。
測る時間帯や季節、行動によっても変化します。
日中、活動しているときは高くなり、睡眠中は低くなります。
また、激しい運動や、喫煙すると血圧が上がりますが、安静にすればまた戻ります。

そのため、血圧を正確に把握するためには決まった時間に測ることが大切なのです。