少女の頃、佐々木倫子先生の『おたんこナース』で、割とおちゃらけキャラの主人公が生理痛に苦しみ救急車で運ばれるエピソードを読んで共感し、私も生理のキツさをフラットな視点で世に伝えたいなと考えておりまして…満を持しての生理回です。

私自身、学生時代は実際に救急車に運ばれるほど生理痛が重く、現在は低用量ピルを服用しています。

ピルというと避妊のイメージが強く、もちろん避妊も大切なことですが、月経困難症のために服用している女性もたくさんいます。ネット上に嘆かわしい偏見が多く見られるため、あえて男性経験のない梅ちゃんを、生理が重くピルを服用している設定にしました(ごめんね)。

7発目のDくんとの青春回は、完全に自分のやりたかった理想の青春を描いています。片道2時間半ぐらいかかけて大学に通っていたので(門限あり)、一人暮らしをして男の子と仲良くなりたかったなあという思念が、このような話を生み出しました(笑)。