この0発目が初めて完成させた読み切り漫画でした。

当時私はこの作品に出てくるスタジオデルタのような映像スタジオで働く会社員で、まだ自分が何が出来るのか、何が得意なのかわからずネームが白紙のまま提出締め切りが近づき怖かったのを覚えています。

結局ネーム提出の前日、仕事帰りに漫画喫茶に泊まって、ワッと浮かんだ閃きを頼りに徹夜で描きあげました。直前まで白紙で超直前に死ぬ気で描き上げるスタイルが定まった瞬間です。

そう考えるとなかなか業の深い始まりですね。