ディズニーのイメージからかけ離れた『ガンニバル』

「本気で“スーパー・ムービースター”になりたいと思っている」ヤバいと話題のディズニー・ドラマ『ガンニバル』主演の柳楽優弥が見据える世界_1
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2021年秋に「もうディズニーだけじゃない」を掲げて、ディズニー公式の動画配信サービス、ディズニープラスは新たなブランド「スター」の日本でのサービスを開始しました。

「スター」は、ディズニー・テレビジョン・スタジオ、FXプロダクションズ、20世紀スタジオ(旧20世紀フォックス)、サーチライト・ピクチャーズなどの映画やドラマを提供するコンテンツブランド。

映画のみならず膨大な海外ドラマをラインアップ。さらに韓国や日本など各国のトップクリエイターと協力したオリジナルシリーズも積極的に製作し、話題を集めています。

その「スター」誕生から1年が過ぎ、もっとも従来のディズニーのイメージとかけ離れた作品として世界から注目を集めているのが、日本発オリジナルドラマ『ガンニバル』です。


二宮正明の衝撃的な同名コミックを、柳楽優弥主演でドラマ化した本シリーズ。監督は映画『岬の兄妹』(2019)『さがす』(2022)の片山慎三(4話分を担当)、脚本は『ドライブ・マイ・カー』(2021)の大江崇允。プロデューサーは『ドライブ・マイ・カー』の山本晃久、『闇金ウシジマくん』シリーズの岩倉達哉と、国内外で高く評価されている才能が集結していることでも話題です。

舞台は、外界から閉ざされた山間の供花村(くげむら)。一見のどかで人のよさげな人々が暮らすこの村に、警察官・阿川大悟(柳楽優弥)が妻(吉岡里帆)と娘とともに赴任してきます。すぐに次々と不可解な出来事が起こり、「この村では人が喰われる」という噂を知る大悟。村を牛耳る後藤恵介(笠松将)を中心とする後藤家の人々を筆頭に、不気味な村人たちに対して疑心暗鬼となり、大悟は家族を守るために狂気の淵へと追い詰められていきます。