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エンタメ 2022.12.21

現代ミスコン必勝法は「太客」と「枠周り」!? ミスコン体験者が語る、顔とトーク力だけでは勝負にならない、過酷な内幕とは

ミスコンテスト、いわゆるミスコンはとかく批判の対象になりながらも、今もその人気を失っていない。しかし、その審査方法はSNSを導入することで、かつてとは大きく様変わりしているとか。ミスコン体験者2人にその内側を大いに語ってもらった。

  • 三方九
  • #ミスコン
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ミスコン、それは過酷な耐久レース

女子高生ミスコンのファイナリスト

ミスコンの審査方法が様変わりしている。旧来のミスコンは書類審査があって、ファイナリストは応募ハガキや審査員の投票で決まったものだ。現在はSNS審査が主流となり、ギフトや投げ銭、ネットの人気投票などで評価される。いわば“みんなが審査員”の時代である。

モデルでインフルエンサーの「けいえる」こと、河本景さん(21)は、高校時代に3度、ミスコンにチャレンジした経験がある。河本さんはこう話す。

「私は漠然と芸能界に入りたかったんですが、何から始めたらいいのかがわからなかった。そういうときに目の前にドンっと大きいミスコンがあったんです。一歩踏み出すのに、ミスコンからなら始めやすかった」

現代ミスコン必勝法は「太客」と「枠周り」⁉ ミスコン体験者が語る“顔とトーク力だけでは勝負にならない”過酷な内幕とは_1

河本景さん(写真は本人提供)

彼女は高校1年生のとき、2つのミスコンに応募、しかし結果は思わしくなかった。

そして高2になって、3度目の挑戦として「女子高生ミスコン2018」に挑戦。そして、全国ファイナリスト8人に残り、決勝のステージに立った。結果は「審査員特別賞」を受賞。成功したのは、「2度の失敗のおかげ」と河本さんは語る。

「2度の失敗で、ミスコンではこういうふうに頑張る女性が生き残るんだな、という要領がわかったんです。私は、自分なりにそれを実践しただけでした」

出場前からSNSのフォロワーを増やす

力を入れたのは、自身のSNSアカウントの強化だった。

「まず、出場する前の段階で、TikTok、Twitter、InstagramなどのSNSに力を入れ、フォロワーを増やしました。そこでは実はリアルでの応援も大切でした。親も協力してくれましたし、通っていた千葉県の高校の同級生たちも3度目の挑戦と知って、熱く応援してくれたのが大きかったですね」

冒頭の河本さんが出場した「女子高生ミスコン」では当時、ライブ配信サービス『SHOWROOM』での審査があった。

「SHOWROOM ではライブ配信中に『星』の無料アイテムや有料アイテムを投げてもらうと、ポイントが加算されて、評価が高まります。なので、見てくださる方の多い時間帯に配信をするように工夫していました」

SHOWROOMには1万円の『東京タワー』と呼ばれる課金アイテムがあった。

「コンテストの締め切り間近にもなると、どのルームでも『東京タワー』が飛び交っていましたね」

ファンが少なくても、大きな投げ銭をしてくれる、いわゆる『太客』をつかまえられれば逆転も可能だという。

「アイテムでの逆転のことですよね。私も『東京タワー』などのアイテムをいただいたことはありました。それも1つの戦い方なんだと思います。コツコツ型なのか、一発逆転型なのか、ルームによって全然違います」(同)

配信中、ファンが課金アイテムを投げる心理というのはよくわかるという。

「私もオタク気質なので、気持ちはすごくわかります。純粋に応援したいという気持ちプラス、応援してる子の順位をもっとうえに上げてあげたいっていう心理が働くと思います。一種の『義務感』も生まれてしまうのかなと思いますね」

河本さんはミスコン終了後、すぐに大手芸能事務所に所属することになった。

「ミスコンが終わった後、大手芸能事務所に面接に行ったんですよ。結局、私の代は8人中約7人が芸能事務所に入りました。私は2年間、大手事務所でお世話になった後、もっと女優業をメインにしたくなり、事務所を移籍しました」

こうして河本さんは、ミスコンを通じて、夢だった芸能界入りを果たすことができた。

しかし一方で、ミスコンはルッキズムなどの観点で批判もある。河本さんはどう考えているのだろう。

「ルッキズムからの批判があることは知っています。でも実際に出た立場からいうと、参加者で『私はかわいい』と思っている人はほとんどいないですね。それにSNSのファンが多い人が美人かというと、必ずしもそうでもない。評価されるのはその人のトーク力だったり、考え方だったりする面もあります。そういう意味で審査にSNSを導入して、その人の外見以外の魅力を見つけようという動きはいいことだと思います」(河本さん) 

長時間耐久レースのミスコン

一方で、「ミスコンのSNS活動で疲れてしまった」という出演者もいる。昨年、大学のミスコンに参加した東京都内の有名私大3年生のAさん(21)もそのひとりだ。

「正直、出るかどうかは応募の締め切り当日までずっと迷い続けました。いざ、ミスコンに参加してからは慣れないことばっかりでキツかった」

Aさんが出場したミスコンでは、さきほどの『SHOWROOM』とは違う、ライブ配信アプリを使った審査がもっとも重要だったという。ライブ配信では、視聴者からギフトアイテムを投げてもらい、そのポイント数で順位を争う。

「配信アプリを開いたとき、そのときライブをしている人のアイコンがずらっと並ぶんですが、ポイントが高いと、目立つ位置に表示されるんです。目立てばライブを見に来てくれる人がまた増える。相乗効果ですね」

ではどうやれば視聴者をかき集められるか。

「コツはライブの長時間配信です。配信時間の長さに比例して人気が上昇し、獲得するポイントも増えました」

運営団体によってルールは大きく異なる。前出の女子高生ミスコンは参加者が高校生ということもあって、配信時間にも厳しい制限が設けられていたが、Aさんが参加した大学のミスコンは耐久レースのようだったという。

「長い人だと、24時間、ライブ配信していました。一日中寝ないで、もうありのままの姿を見せている感じ(笑)。寝ているところが映ってしまうのはダメなんで、ウツラウツラしながら配信し、頑張って起きていたり。参加者はみんな大学生なんですが、『今日は大学休みます』と言って配信していた人もいました」

さすがに、午前3時~4時ともなると、視聴者もぐんと少くなる。

「その時間はただボーッとしていて、視聴者さんが入ってくると、『あっ、〇〇さん、こんにちは』とうつろに声をかけていましたね。24時間配信ってすごく大変なのがわかるから、応援したいっていう視聴者さんも増えて、同情から高額ギフトアイテムを投げてくれる人もいるんですよ」

Aさんは、大学の授業を優先し、24時間配信はあきらめ、平日は大学から帰宅してから2~3時間、休日は1日6時間までの配信にとどめた。それでも配信が午前零時を過ぎることもあったという。

ライブ配信中、高額ギフトを投げてくれるリスナーもいた。

「『今、僕が16位にしましたよ』という視聴者もいました。リアルタイムで、ポイント獲得のランキングが入れ替わるので、高額ギフトを投げてもらうと目に見えて順位が上がったんです。一番多い女性で1日に何万円分もの課金アイテムを獲得していたと思います」

ポイントの渡し合いをする秘密協定

手っとり早く、フォロワーを増やし、課金アイテムを稼ぐためのノウハウもあった。
それは「枠周り」という。「枠」とは配信者がライブを行っている時間帯を指す。

「同じ配信アプリの中には、他のミスコン、ミスターコンの出場者もいます。コンテストの開催時期が違うので、自分より早く締め切りが来る人に私のポイントをあげて、その人の順位を上げてあげる。そしてその人のコンテストが終わったら、その人が貯めていたポイントを全部もらって、今度は自分の順位を上げる。コンテストの運営者がわからないところで、そういうポイントの回し合いの協定をいろんな人と結ぶんです。そういう協定を結んでくれる人を探して、こまめに他のライブ配信を回ることを『枠周り』といいます」

Aさんの場合、某大学のキャンパスミスコンに出場している女性と協定を結んだ。

「彼女のライブ配信の内容が良かったので、彼女のインスタをフォローしたら、DMで『よかったらお互いにポイントを譲り合いっこしませんか』とメッセージをもらいました。彼女と仲良くなって、彼女の枠にいたリスナーさんたちも一緒にワッと連れて来てくれました」

Aさんは大学の昼休みにスマホを使って、がんがん「枠周り」していったという。そこにもコツがあるという。

「ランキングトップの人にいくらたくさんポイントを投げても、元からいるファンの熱量が高いから『ありがとう』だけでスルーされる確率が高い。だけど、ランキング6位とか9位とか、あともうちょっとぐらいで上位が狙える人に投げると、『えっ、初めてきたのにこんなに投げてくれるんですか』と、反応が全然違うわけですよ。だから、ライキング中位くらいの人を狙って、枠周りしていました」

ミスコンはもうこりごり

Aさんはコンテストが終わり、結果的に最終審査のメンバーに残れなかった。

「この世界、最終審査に残れなかったら最初から出てないのと同じ」とAさんは苦笑いする。自分が稼いだポイントは全部、他のライブ配信者に譲ったという。

「私はもともと、周りのことを気にする性格だったんですけど、心が強くなりましたね。2カ月間、ほんとにミスコンのことばかりずっと考える毎日だったんですが、一生のうち2カ月を配信中心の生活に捧げられたというのはいい経験になりました。ライキング上位の人でも、途中で心が折れて『キツいので辞めます』と、途中でやめた人もいました」

ミスコンに再挑戦するつもりはあるかと訊ねると、Aさんは「ないない」と笑いながら手を振った。

「ミスコンって本当に大変ですから。顔とトーク力だけではなく、長時間配信する体力も必要。もう1回限りでいいかなという感じです」

SNS審査が主流になってきたからこそ生まれた歪みもあるようだ。

取材・文/三方九

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三方九

みかた きゅう

ファッションメディアの記者として取材活動を始め、ヨーロッパ、日本のファッション業界を取材する。その後、「ファッションは文化だ」という考えのもと、写真週刊誌、総合週刊誌などの記者に転身。芸能、音楽、政治、社会ネタを取材執筆するようになり、現在に至る。

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