「LOVE & PEACE 〜みんなでシェア!〜」がテーマの今年の紅白。紅組、白組、企画コーナー合計43組の出場が発表された。
その中で初出場を掴んだのは10組。紅組ではIVE、ウタ、Aimer、緑黄色社会、LE SSERAFIM、白組ではSaucy Dog、JO1、なにわ男子、Vaundy、BE:FIRSTとそれぞれ5組だ。

初心者にもよくわかる、2022年紅白歌合戦・初出場10組の実績&プロフまとめ【動画あり】
年末の風物詩、紅白歌合戦の出場者が11月16日(水)に「紅白ライブストリーミング」を通して発表された。注目の初出場組は紅組が5組、白組が5組。いったいどんな面々が今年の初出場をはたしたのだろうか。
難読アーティスト、読める?
IVE
IVE(読み方:アイヴ)は、2021年12月に韓国でデビューした6人組ガールズグループ。メンバーは、ユジン、ガウル、ウォニョン、リズ、イソと日本人のレイで、IVEというグループ名には「私、そして私たちが持っているもの(I HAVE=IVE)を堂々と見せる」という意味が込められている。
1stシングルアルバム『ELEVEN』でデビューし、韓国の音楽番組で1位を総なめ。今年の10月19日に同曲で日本デビューをした。
ウタ
原作者・尾田栄一郎が総合プロデューサーを務めた映画『ONE PIECE FILM RED』に登場したキャラクターが歌姫・ウタ。そのボイスキャストを『コードギアス』シリーズのナナリー・ランペルージ役、『僕のヒーローアカデミア』の葉隠透役などでおなじみの名塚佳織が、歌唱キャストを2020年10月に『うっせぇわ』でメジャーデビューした歌い手・Ado(読み方:アド)が務めている。
会見には、愛嬌たっぷりのビデオメッセージを送ったウタ。アニメのキャラクターが紅白歌手として出場するのは今回が初だそうだ。
Aimer
アニメ『鬼滅の刃』の主題歌『残響散歌』で脚光を浴びたシンガーソングライターAimer(読み方:エメ)。デビュー12年目のAimerだが、生年月日などの詳しいプロフィルはいっさい非公表。『残響散歌』は、ヒットの基準とされる1億回再生を史上5番目の早さで突破し、シングル盤は12万枚超を売り上げた。
メディアなどに出演する機会も少ないため、紅白出場は非常に貴重だといえる。一度聴いたらたちまち魅了されるハスキーな歌声を生で聴けるのが楽しみだ。
緑黄色社会
結成10周年の男女混合4ピースポップ・ロック・バンド緑黄色社会(読み方:リョクオウショクシャカイ)。ファンからはリョクシャカの愛称で親しまれており、メンバーは長屋晴子(Vo/Gt)、小林壱誓(Gt)、peppe(Key)、穴見真吾(Ba)の4人だ。
2020年にリリースし、各ランキングで1位を獲得したアルバム『SINGALONG』。そのリード曲「Mela!」は、日本テレビ系『スッキリ』の「ひとつになろう!ダンスONEプロジェクト」の課題曲として話題を呼び、ストリーミング再生数2億回を突破。ボーカル長屋晴子の透き通る歌声と、バリエーション豊かな楽曲がクセになる。
LE SSERAFIM
BTSなどのレーベルを擁するHYBE初のガールズグループLE SSERAFIM(読み方:ル セラフィム)は、キム・チェウォン、ホン・ウンチェ、ホ・ユンジン、日本人のカズハ、元HKT48で元IZ*ONEのサクラ(宮脇咲良)の5人組。
デビューアルバム『FEARLESS』は発売1週間で30万枚超を売り上げたほか、日本をはじめとする13の国と地域で「iTunesトップアルバムチャート」1位を獲得し、世界的に旋風を巻き起こしている。オルタナティブポップ、ディスコパンク、R&Bなどさまざまなジャンルの音楽と、パフォーマンス力の高さが魅力だ。
Saucy Dog
スリーピースバンド・Saucy Dog(読み方:サウシードッグ)。メンバーは石原慎也(Vo/Gt)、秋澤和貴(Ba)、せとゆいか(Dr/Cho)。2022年6月には「Saucy Dog ARENA TOUR 2022 "Be yourself"」を行ない、日本武道館2Daysなどを成功させた。
切ない女心を歌った『シンデレラボーイ』は、TikTokやストリーミングでヒット。同曲でその名を広め、若者から支持を集めている。
JO1
サバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』で、累計約6500万票の投票により選ばれた11人、豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨によるグローバルボーイズグループJO1(読み方:ジェイオーワン)。
2022年10月に発売した6枚目のシングル『MIDNIGHT SUN』は初週60万枚を売り上げ、6作連続でシングルランキング1位を獲得。デビュー以来、常に高みを更新し続ける彼ら。大所帯ならではのパフォーマンスは、圧巻の一言に尽きる。
なにわ男子
関西ジャニーズJr.出身のなにわ男子は、大西流星、大橋和也、高橋恭平、長尾謙杜、西畑大吾、藤原丈一郎、道枝駿佑の7人組。2021年11月に『初心LOVE』でCDデビューを果たし、今年の7月には全39公演のデビューツアーを成功させたばかりだ。
グループとしてはもちろん、ドラマ、映画、バラエティーで活躍の幅を広げている彼ら。過去に関ジャニ∞のバッグダンサーとして登場したことはあるものの、グループとしての出場は初めてのため、ファンからの期待も高まっている。
Vaundy
Vaundy(読み方:バウンディ)は、作詞、作曲、アレンジをこなし、デザイン・映像などのディレクション、セルフプロデュースも行なう現役大学生のマルチアーティスト。
デビュー以来、各種ストリーミングサービスのチャートで上位を記録し続けているVaundy。その魅力は、ジャズ、ロックなどが混合したジャンルレスで都会的なサウンド。代表曲にストリーミングでの累計再生数1億回を突破した曲『不可幸力(ふかこうりょく)』などがある。
BE:FIRST
日本テレビ系『スッキリ』で放送されていた、ボーイズグループ発掘オーディション『THE FIRST』。BE:FIRST(読み方:ビーファースト)は、同オーディションを勝ち抜いたSOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOによる7人組ボーイズグループで、SKY-HI率いるBMSGに所属している。
2021年11月3日にシングル『Gifted.』でデビューした彼ら。今年の8月にリリースしたファーストアルバム『BE:1』はBillboard JAPAN 総合アルバム・チャート“HOT Albumsで1位を記録。先日、YouTube総再生回数3億回を突破した。
このように並べてみると今年デビューのアーティストから、デビュー10年超の実力派まで勢揃いな印象。大晦日に彼らの晴れ姿を見るのが楽しみだ。
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