出発10分前に起きて、5分で準備。「シンプルに怠惰」な宇垣美里の意外な休日_01
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止まらないエンタメ愛!
「アトロク」が良いバランスに

――アナウンサーのお仕事に加え、モデル、執筆業、演技と、かなり多忙なイメージのある宇垣さん。お休みはあるのでしょうか?

たしかに表に出る仕事もあれば、〆切のある原稿仕事もしているので、隙間でずっと仕事をしていて、お休みらしいお休みを取ることは少ないかもしれません。
ただ、執筆するお仕事や、映画を見てコメントを書くようなお仕事は、もともと自分の好きなことなので、あまり仕事だとは思っていないんですよね。それにそういう仕事がなくても、休日は本を読むか、映画を見るか、舞台鑑賞に行くかでリフレッシュしているので、あまり変わりがないというか。好きなことを仕事にしているから頑張れるのかなと思っています。

――好きなことを仕事にすることで、趣味の時間に仕事のことがよぎることはないのでしょうか?

たしかに、そう思うこともあります。
でも私ってエンタメ作品を見て、誰かと感想をシェアするまでが好きなんですよ。だから仕事だろうと、仕事じゃなかろうと人に良さを伝えるために細かいところまで見てメモをしておくタイプで。それをしんどいと思ったことはないです。
特に毎週火曜日に『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ、以下『アトロク』)の生放送でお会いする宇多丸さんには、作品の感想を言いたくて! 毎週見た作品のぶつけ合い、プレゼンのし合いが楽しいんですよ。

――良い意味でお仕事とプライベートに区別がないんですね。

そうなんです。もともとは1人で楽しんでいたタイプなのですが、『アトロク』レギュラーになってからは、読んだことや見たことを誰かとシェアできるってこんなに楽しいんだと思うようになりました。
日々エンタメを摂取しても、毎週宇多丸さんやスタッフの方から怒涛のようにおすすめされるので、時間が足りなくて……。すごく幸せですね。