――ファースト写真集の発売決定、おめでとうございます。
ありがとうございます! グラビアデビューしてまだ1年なのでこんなに早く写真集を出させていただいていいのかなという不安もありましたが、夢だったのでうれしい気持ちでいっぱいです。
――沖縄・宮古島で2泊3日の撮影だったそうですね。
グラビアを始めた頃は、撮影がこんなに楽しいって思える日が来ると思わなくて。水着の撮影ってすごく緊張しちゃうので、最初はガッチガチで撮影中もドキドキが止まらなかったんです。これからもずっと、どうしようって余裕のない撮影が続くのかなって不安だったんですよ。それが今では毎回、楽しくてしょうがないです(笑)。
――初グラビアは昨年の3月。挑戦しようと思ったきっかけは?
事務所の方から「グラビアやってみる?」って声をかけてもらったことがきっかけです。最初は視野にも入れてなかったし、あんまりポジティブには考えられなくて、やりたくないって思っていて。でも、ホリプロに所属したばかりだったので、気持ちを新たに入れ替えて頑張りたい、いろんなことにチャレンジしたいと思ったタイミングだったんです。もうすぐ高校も卒業するし、新たなスタートとしてやってみるのもありかなと思ってチャレンジしました。
――写真集ではかわいい水着や大人っぽくセクシーな下着、ワンピースなどいろいろな衣装があってどれもステキですね。
グラビアは普段着ないような衣装ばかりなので、撮影前に衣装を選ぶフィッティングからすでに楽しいです。これもかわいい、あれもかわいいってテンションが上がります(笑)。
――プライベートで着るような水着とは違います?
自分で選ぶ水着ってあまり露出しないタイプというか、どうしても隠そうって気持ちが勝つんですよ。水着で遊ぶことを考えると、絶対に安全なものを選びます!(笑)
――グラビアで着る水着は胸とか体をキレイに見せるためなので、安全性よりも見た目重視。ちょっと動くだけでズレちゃうものもあって。
例えばグラビアで着るような水着でウォータースライダーをやったら危ういですね(笑)。自分ではなかなか選ばないような服を着られるところもグラビアの楽しいところだなと思います。

「小学生の頃、男子に胸のことを言われて…」コンプレックスだった胸が櫻井音乃の武器になるまで
高校生の頃、Abema TVの恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。〜韓国ソウル編〜』に出演し、卒業して一年後の昨年3月に「週刊プレイボーイ」に初登場。グラビア界のスーパールーキーとして注目される櫻井音乃が11月9日(水)にファースト写真集をリリースする。8月には20歳を迎えた彼女が、この1年での成長や変化、グラビアに対する今の想いを語った。

プライベートでは選ばない水着

両腕を上げた“音ちゃんポーズ”
――この1年で5回もグラビアの撮り下ろしをしているのは、「週刊プレイボーイ」では最多とのこと。すごいです!
ありがとうございます。自分が想像していた以上に、グラビアをやっていることを皆さんが知ってくれていて。お仕事の現場で会った方から「インスタ見てるよ」って言われるとうれしいですし、女のコの友達や友達のお母さんまでグラビアを見てくれてるらしくて。
――お母さん世代からなんて言われます? グラビアに厳しそうですが。
褒めてくれる方もいるんですよ。「お母さんと一緒に見たよ」とか「うちのお母さんとお姉ちゃんが褒めてたよ」って話をよく聞くので、女性から見てもキレイって思ってもらえるのはうれしいなって思います。
――この1年で成長したなぁって思うところは?
撮影でガチガチにならなくなったこと(笑)。あとは、もっとこうしたらキレイに見えるかなとか、自分で考えてポーズをできるようになってきたところだと思います。「腕を上げてるポーズが好き」って言ってくださる方が多くて、ライブ配信でも「音ちゃん、腕上げて」ってお願いされますし、ワキが好きな方もたくさんいて(笑)。実際、グラビアでも腕を上げている写真を使われることが多いんです。
――両腕を上げて肘を曲げているポーズですね。音ちゃんがやるとキレイだし、腕上げても胸がなくならないからカッコいいんですよ。
あのポーズを皆さんが「音ちゃんポーズ」って名前で言ってくれることもうれしいです。だんだんと定着してきているので、最近は「ここでやったらカッコいいはず」と思って撮影では絶対やるようにしています(笑)。

胸がコンプレックスだった
――堂々とカッコいいグラビアが印象的ですが、中学生くらいまでは胸が大きいことがコンプレックスだったんですよね?
体のラインが出ないようなダボっとした服を着て、体育の授業では全力で潰しにかかってました(笑)。小学6年生の修学旅行のときに、女子を通じて「男子が●●って言ってたよ」と初めて胸のことを言われたんです。みんなに見られているんだと思ったら、その頃から気にしだしちゃって。
――思春期だとより気にしちゃいますよね。
好きな服を着られないし、ワンピースがあまり似合わなくて。華奢な人が着るとキレイに見えるものが、胸が目立つことでちょっと太って見えちゃって難しいんです。
――でも逆に、グラビアで着るような脇が大きく開いているワンピースとか、胸があるからこそカッコよく見える服もありますよね。
ありますよね! だから今は、誇りに思えるようになりました。グラビアを始めてからいろんな方々が褒めてくださるので、コンプレックスが自分の武器になったというか。今は周りの目を気にせず、自分が着たい好きなお洋服を着ています。
――18歳からグラビアを始めて、今年8月には20歳の誕生日を迎えました。
さっそく、お酒を飲みました。初めてのお酒は、中目黒の大きいスタバに行って。
――どんなお酒を飲んだんですか?
なんだったかな? すごくカッコいい名前のお酒だったんですけど……。店員さんが「桃っぽい味ですよ」って言ったので、桃なら飲めると思って飲んだら少し苦かったです(笑)。でも、外のオープンテラスでワンイングラス片手にカクテルを飲むって、なんか大人になったなぁって気がしてうれしかったです。
――その日は1杯だけ?
年上のお友達と一緒に行ったんですけど、2軒目は居酒屋に連れて行ってくれて。ジンのゆずレモンみたいなお酒を飲んで、その日は3杯くらい飲みました。酔っぱらうとかもなかったので、たぶんそれなりに飲めるんだと思います。
――櫻井家はお酒強いんですか?
パパがお酒強いんですよ。でもまだ家族とは飲めていないので、パパとママから「ここ一緒に行こう」って行きたいお店のリストがLINEで送られてきます(笑)。地元(静岡)に帰ったら、いろいろなお店に連れて行ってもらうのが楽しみですね!



取材・文/釣本知子 撮影/篠田直人 スタイリスト/木村美希子 ヘアメイク/澤田果穂(GiGGLE) アザーカット/細居幸次郎
櫻井音乃1st写真集 Fanfare
櫻井 音乃

2022年11月9日発売
3,190円(税込)
A4判/112ページ
978-4-08-790096-5
グラビア界のスーパールーキー・櫻井音乃
“10代最後の青春”を詰め込んだファースト写真集が発売決定!
昨年3月に『週刊プレイボーイ』でグラビアデビューするやいなや注目を集め、1年半で週プレ最多の撮り下ろし5回の逸材!
クールなビューティーフェイスとギャップのある超絶ボディを武器にグラビア界に衝撃を与えたニューカマー・櫻井音乃が待望のファースト写真集を発売。
ティーン誌モデルや恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。〜韓国ソウル編〜』の出演、グラビアへの挑戦とキャリアを積んできました。
バラエティ番組の出演も経験していくなか、来年以降は女優として演技にも挑戦予定。
今年の8月17日の誕生日で二十歳になった彼女。本作は沖縄県・宮古島を舞台に、10代最後の青春と将来への期待をつめ込んだ1冊になっています。
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