集英社オンライン
  • 新着
  • ランキング
  • ニュース
  • 教養・カルチャー
  • エンタメ
  • 特集
    • 日本テレビアナウンサー ~心地よいわたしをまとう~
    • 私を壊した映画たち
    • 「能代工9冠」無敗の憂鬱
    • 大人も知っておきたい性のあれこれ
    • ウクライナ情勢
    • ゴールデンカムイ
    • ONE PIECE
    • えいがの絵日記
    特集一覧を見る
    • STORIES of TIGERS ~鳥谷敬の独白~
    • 戸田奈津子が愛した映画人
    • 氷上の表現者たち
    • ロードショー COVER TALK
    • 前川ヤスタカの考えすぎテレビ
    • 木村草太の「あれ、どういうことなんだろう?」
    特集一覧を見る
    • 限界社員スズキさんの癒されコンビニグルメ
    • うつ病になってマンガが描けなくなりました
    • 「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由
    • マーガレット・別冊マーガレット60周年
    • 気がつけば地獄
    • ヤリたがりな私のお盛ん日記
    • 99%離婚 モラハラ夫は変わるのか
    • 探さないでください
    特集一覧を見る
  • 連載
    • 日本テレビアナウンサー ~心地よいわたしをまとう~
    • 私を壊した映画たち
    • 「能代工9冠」無敗の憂鬱
    • 大人も知っておきたい性のあれこれ
    • ウクライナ情勢
    • ゴールデンカムイ
    • ONE PIECE
    • えいがの絵日記
    連載一覧を見る
    • STORIES of TIGERS ~鳥谷敬の独白~
    • 戸田奈津子が愛した映画人
    • 氷上の表現者たち
    • ロードショー COVER TALK
    • 前川ヤスタカの考えすぎテレビ
    • 木村草太の「あれ、どういうことなんだろう?」
    連載一覧を見る
    • 限界社員スズキさんの癒されコンビニグルメ
    • うつ病になってマンガが描けなくなりました
    • 「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由
    • マーガレット・別冊マーガレット60周年
    • 気がつけば地獄
    • ヤリたがりな私のお盛ん日記
    • 99%離婚 モラハラ夫は変わるのか
    • 探さないでください
    連載一覧を見る
  • 漫画
    • 日本テレビアナウンサー ~心地よいわたしをまとう~
    • 私を壊した映画たち
    • 「能代工9冠」無敗の憂鬱
    • 大人も知っておきたい性のあれこれ
    • ウクライナ情勢
    • ゴールデンカムイ
    • ONE PIECE
    • えいがの絵日記
    漫画一覧を見る
    • STORIES of TIGERS ~鳥谷敬の独白~
    • 戸田奈津子が愛した映画人
    • 氷上の表現者たち
    • ロードショー COVER TALK
    • 前川ヤスタカの考えすぎテレビ
    • 木村草太の「あれ、どういうことなんだろう?」
    漫画一覧を見る
    • 限界社員スズキさんの癒されコンビニグルメ
    • うつ病になってマンガが描けなくなりました
    • 「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由
    • マーガレット・別冊マーガレット60周年
    • 気がつけば地獄
    • ヤリたがりな私のお盛ん日記
    • 99%離婚 モラハラ夫は変わるのか
    • 探さないでください
    漫画一覧を見る
  • カテゴリ
    • エンタメ
    • 教養・カルチャー
    • ビジネス
    • 暮らし
    • ヘルスケア
    • ファッション
    • グルメ
    • スポーツ
    • 恋愛・結婚
    • 占い
    • 美容
    • お知らせ
  • ロードショー
  • 占い
  • 編集部
集英社オンライン

Follow Us

トレンドタグ
TREND
  • #押川剛
  • #「子供を殺してください」という親たち
  • #つなぐ男
  • #トキワ精神保健事務所
  • #飯能
  • #プロレス
  • #BreakingDown
  • #AV女優
  • #中野たむ
  • #スターダム
  • #このマンガがすごい
  • #となりのヤングジャンプ
  • #ヤングジャンプ
  • #筒井哲也
  • #犯行予告動画
タグ一覧を見る
人物
PEOPLE
  • 北方謙三
  • 田中美保
  • 愛川ゆず季
  • 千葉一郎
  • げきから
人物一覧を見る
エンタメ 2022.10.15

NEXT濱口(『ドライブ・マイ・カー』)誕生なるか!? 国際映画祭で発掘された日本人フィルムメーカー

サンセバスチャン国際映画祭のニュー・ディレクターズ部門に、日本の新人監督たちが選出された。果たして、『ドライブ・マイ・カー』でアカデミー賞を受賞した濱口竜介監督に続く才能は誕生するのか? 新人発掘に力を入れる、国際映画祭の現状をレポートする。 ※トップ画像©Alex Abril

  • 中山治美
  • ロードショー編集部
  • #映画
  • #川村元気
  • #百花
  • #サンセバスチャン国際映画祭
  • #なぎさ
  • #宮松と山下
  • #ドライブ・マイ・カー
  • #古川原壮志
  • #佐藤雅彦
  • #平瀬謙太朗
  • #関友太郎
  • #ポン・ジュノ
  • #濱口竜介
  • #ロードショー
SHARE

サンセバスチャン映画祭レポート【3】

国際映画祭が狙う次の日本人監督は?

NEXT濱口(『ドライブ・マイ・カー』)誕生なるか!? 国際映画祭で発掘された日本人フィルムメーカー_1

『百花』でシルバー・シェル賞(最優秀監督賞)を受賞した川村元気監督
©Pablo Gomez

菅田将暉&原田美枝子主演の映画『百花』(2022)で長編に初挑戦した川村元気監督が、第70回サンセバスチャン国際映画祭でシルバー・シェル賞(最優秀監督賞)を受賞した。同賞を日本人が受賞するのは初めて。本映画祭は新人発掘に定評があり、『ドライブ・マイ・カー』(2021)でアカデミー賞国際長編映画賞を受賞した濱口竜介監督が、初めて参加した国際映画祭でもある。

『ドライブ・マイ・カー』は国際映画批評家連盟賞の年間グランプリを受賞し、サンセバスチャン国際映画祭のオープニングで授賞式が行われた。濱口監督をいち早く紹介して注目を浴びたのがニュー・ディレクターズ部門。韓国のポン・ジュノ監督に国際映画祭で初めて賞を与えたことでも知られ、濱口監督は第56回に『PASSION』(2008)で参加している。

今年、同部門に日本から選ばれたのは、『宮松と山下』(2022/11月18日公開)の関友太郎・平瀬謙太朗・佐藤雅彦監督と、『なぎさ』(2017)の古川原壮志監督で、長編に初めて挑戦した面々だ。選考委員のロベルト・クエトは「創造力に富んだ2作」と、チョイスに自信を見せた。

NEXT濱口(『ドライブ・マイ・カー』)誕生なるか!? 国際映画祭で発掘された日本人フィルムメーカー_2

『宮松と山下』は11月18日(金)より新宿武蔵野館、渋谷シネクイント、シネスイッチ銀座ほか全国公開 
©2022『宮松と山下』製作委員会

 『宮松と山下』はエキストラ俳優・宮松(香川照之)の、自身も知らなかった過去が明らかになっていく人間ドラマ。一方『なぎさ』は、心霊スポットだと友人に連れて行かれた先が、偶然にも主人公の妹が事故死したトンネルだったことで、過去へと誘われていく心の旅。

NEXT濱口(『ドライブ・マイ・カー』)誕生なるか!? 国際映画祭で発掘された日本人フィルムメーカー_3

映画『なぎさ』は昨年の第34回東京国際映画祭のNippon Cinema Now部門で世界初上映された
©MMXXI Takeshi Kogahara, Mami Akari

両作ともテイストは違えど、過去と現在、虚構と幻想を並列に描きながら、主人公の過去と内面を掘り下げていく構成。観客は、一体何の映像を見せられているのか?と戸惑いながらも、物語の深みに没入させられる新鮮な映像体験を味わうことになる。

すでにドラマやCMで活躍している実力者たち

世知辛い現実社会に立ち向かう主人公を直球で描くのが主流の今、映像表現を追究した2作を選出したのもサンセバスチャンらしい。前出のクエト委員は、『宮松と山下』については「わずかなセリフで想像を掻き立てる主人公のキャラクターが素晴らしい」、『なぎさ』は「物語、編集、叙情詩的構成のどれもが型破り」と評した。

監督たちの経歴も共通している。”新人”とはいえすでにドラマやCMで活躍している実力者たち。その彼らが時間をかけて真摯に映画作りに向きあいつづけた結果、ここにたどりついた。

NEXT濱口(『ドライブ・マイ・カー』)誕生なるか!? 国際映画祭で発掘された日本人フィルムメーカー_4

『宮松と山下』の(写真左から)平瀬謙太朗、佐藤雅彦、関友太郎監督。平瀬監督は『百花』の共同脚本家でもある
©Pablo Gomez

『宮松と山下』を監督したのは、東京藝術大学大学院映像研究科・佐藤雅彦研究室を母体とする監督集団「5月」のメンバー。2012年より同研究室でカンヌ国際映画祭を目指した映画製作プロジェクト「c-project」を立ち上げ、短編『八芳園』(2014)と『どちらを』(2018)は、カンヌ国際映画祭短編コンペティション部門に選出されている。

研究活動として企画を出しあい、試作を繰り返して製作するのが彼らのスタイル。『八芳園』は、カンヌで巨匠アッバス・キアロスタミ監督に「最初の5分は最高。以降は冗長」と評されたことを反映し、日本公開時に編集し直した。今回も評判は上々だったが上映後に早速、反省会を開いたという。

「短編を作っても日本ではおきどころがなく、作って終わりみたいなところがある。でもカンヌが『八芳園』を新しい映画の形として受け入れてくれたことで、自分たちが映画祭を目指す理由はそこにあると思った。また今回の上映で、今さらながら観客にちゃんと伝わるものを作っていかなければならないと気づかされ、ようやく”映画とは何か?”がわかってきたように思います」(関監督)

NEXT濱口(『ドライブ・マイ・カー』)誕生なるか!? 国際映画祭で発掘された日本人フィルムメーカー_5

『なぎさ』の古川原壮志監督
©Pablo Gomez

『なぎさ』の古川原監督は、映像製作の仕事のかたわら、10年前から映画を製作。短編『Birdland』(2019)で第24回釜山国際映画祭に参加した際、ほかの国の新人監督たちと交流して刺激を受けた。以降、短編『なぎさ』(2017)を長編にすべくサンダンス・インスティテュートの脚本ラボや、フィルメックスの人材育成プログラム「タレンツ・トーキョー」に参加して企画を練り上げてきた。

「サンダンスで一緒だったのが、カンヌで新人監督賞として特別表彰された『PLAN75』(2022)の早川千絵監督。タレンツ・トーキョーでは同作の水野詠子プロデューサーと一緒でした。あのふたりがタッグを組んで何年もかけた作品がカンヌで評価されたことで、もっと映画について考えなければと思いました」(古川原監督)

新作企画『The Little Mermaid(仮題)』は、「タレンツ・トーキョー2022」(10月31日~11月5日)が実施する、世界での活躍が期待される企画を選抜する「ネクスト・マスターズ・サポート・プログラム」に選ばれた。古川原監督は、すでに次に向けて動いている。

国際映画祭がこぞって伊丹十三監督にフィーチャー

NEXT濱口(『ドライブ・マイ・カー』)誕生なるか!? 国際映画祭で発掘された日本人フィルムメーカー_6

サンセバスチャン国際映画祭で上映された4Kデジタルリマスター版『タンポポ』。満席の会場からは度々、大きな笑いが起こっていた
©伊丹プロダクション

新人発掘だけでなく、映画祭は、海外の知られざる異才を再発見する場でもある。サンセバスチャン映画祭が今回フィーチャーしたのは、伊丹十三監督(1933-1997)。海外でラーメン・ブームを巻き起こした『タンポポ』(1985)の4Kデジタルリマスター版を世界初上映した。

さらに、11月2日〜20日に開催される台北金馬映画祭では、『タンポポ』をはじめ伊丹監督作全10作が4Kデジタルリマスター版でレトロスペクティブ上映される予定だ。

NEXT濱口(『ドライブ・マイ・カー』)誕生なるか!? 国際映画祭で発掘された日本人フィルムメーカー_7

台北金馬映画祭の伊丹十三レトロスペクティブのビジュアル。日本映画専門チャンネルでは2023年1月から伊丹十三全10作品の4Kデジタルリマスター版を放送する
画像提供:Taipei Golden Horse Film Festival

4Kデジタルリマスター版を手がけた日本映画放送株式会社の宮川朋之常務執行役員によると、『タンポポ』や『お葬式』(1984)が紹介されることはあったが、海外で本格的に伊丹監督の特集が組まれるのは初めてとのこと。伊丹プロダクションに問い合わせは多数あったそうだが、デジタル化されていなかったこともあり対応できなかったという。

今回は日本映画放送が擁する日本映画専門チャンネル開局25年の目玉プロジェクトとして、4Kデジタルリマスター化が実現。英語字幕の監修を伊丹監督の次男である万平氏が担当した。台湾では劇場公開も予定されており、日本社会を鋭く切った社会派エンタメ監督・伊丹十三が国内外で再評価されそうだ。

文/中山治美

最初のページに戻る

中山治美

なかやま はるみ

映画ジャーナリスト。スポーツ紙記者を経てフリーに。海外映画祭巡りがライフワーク。

    ロードショー編集部

    ろーどしょーへんしゅうぶ

    1972年に創刊し、2008年に休刊となるまでの36年、多くの映画ファンから愛されていた 映画雑誌「ロードショー」。
    現在も数多く届く復刊希望の声をうけ、集英社オンラインでは、映画に関する記事は「ロードショー」レーベルで発信します。
    劇場で、配信やサブスクリプションでと、映画を作る環境も見る環境も多様化し、膨大な数の作品が作られている今だからこそ、本当に見たい映画を選び、より広く深く楽しむための情報や読みものを届けます。

      SHARE

      Twitterをフォローしよう

      • HOME
      • エンタメ
      • NEXT濱口(『ドライブ・マイ・カー』)誕生なるか!? 国際映画祭で発掘された日本人フィルムメーカー

      毎日が、あたらしい

      • HOME
      • 新着
      • ランキング
      • ニュース
      • 教養・カルチャー
      • エンタメ
      • 特集
      • 連載
      • 漫画
      • ロードショー
      • 占い
      • 編集部
      • カテゴリ
      • エンタメ
      • 教養・カルチャー
      • ビジネス
      • 暮らし
      • ヘルスケア
      • 美容
      • ファッション
      • グルメ
      • スポーツ
      • 恋愛・結婚
      • 占い

      マンガ

      少年マンガ

      • 週刊少年ジャンプ
      • ジャンプSQ.
      • Vジャンプ
      • 最強ジャンプ
      • 少年ジャンプ+
      • ゼブラック
      • ジャンプルーキー!
      • S-MANGA
      • 集英社ジャンプリミックス
      • 集英社コミック文庫

      青年マンガ

      • 週刊ヤングジャンプ
      • ヤングジャンプ定期購読デジタル
      • ヤンジャン!
      • となりのヤングジャンプ
      • あしたのヤングジャンプ
      • グランドジャンプ
      • ウルトラジャンプ

      少女マンガ

      • りぼん
      • マーガレット
      • 別冊マーガレット
      • ザ マーガレット
      • デジタルマーガレット
      • マンガMee
      • マンガMeets

      女性マンガ

      • クッキー
      • ココハナ
      • 月刊オフィスユー

      取材・ファッション

      ファッション・美容

      • Seventeen
      • non-no Web
      • MORE
      • @BAILA
      • MAQUIA ONLINE
      • SPUR.JP
      • LEE
      • Marisol
      • Web éclat
      • OurAge
      • T JAPAN:The New York Times Style Magazine
      • HAPPY PLUS
      • MEN'S NON-NO WEB
      • UOMO
      • yoi

      芸能・情報・スポーツ

      • Myojo
      • Duet
      • 週プレNEWS
      • 週プレ グラジャパ!
      • web Sportiva
      • パラスポ+!

      書籍

      文芸・文庫・総合

      • すばる
      • 小説すばる
      • 集英社 文芸ステーション
      • web 集英社文庫
      • 青春と読書
      • アジア人物史

      学芸・ノンフィクション・新書

      • 集英社 学芸編集部
      • 集英社 ビジネス書
      • 集英社新書
      • 集英社新書プラス
      • よみタイ
      • kotoba
      • e!集英社
      • imidas

      ライトノベル・ノベライズ

      • 集英社Webマガジン Cobalt
      • 集英社オレンジ文庫
      • シフォン文庫
      • ダッシュエックス文庫
      • JUMP j BOOKS
      • TanZak

      キッズ

      • 集英社みらい文庫
      • S-KIDS.LAND

      オンラインストア・その他WEBサービス

      オンラインストア

      • SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE
      • ジャンプキャラクターズストア
      • HAPPY PLUS STORE
      • HAPPY PLUS ACADEMIA
      • LEEマルシェ
      • SHOP Marisol
      • éclat premium
      • HAPPY plus BEAUTY
      • mirabella
      • mirabella homme
      • zakka market

      その他WEBサービス

      • SHUEISHA ADNAVI
      • EDITOR'S LAB

      ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら → https://aebs.or.jp/

      • ABOUT US
      • 集英社プライバシーガイドライン
      • 広告掲載について
      • お問い合わせ
      • 規約

      SHUEISHA Inc. All Right Reserved.

      NEXT濱口(『ドライブ・マイ・カー』)誕生なるか!? 国際映画祭で発掘された日本人フィルムメーカー | エンタメ記事一覧 | 集英社オンライン | 毎日が、あたらしい