名物番組『うたばん』。MCの石橋さんへの思いとは…?

――モーニング娘。の歴史を語る上で外せないのは、『うたばん』への出演だと思います。よくMCの石橋貴明さんが、飯田さんのことをイジっていたと思うのですが、当時は正直どう思っていました?

おいしいと思っていました(笑)! 『LOVEマシーン』がヒットする前は、そんなに売れていないっていう自覚があったんです。『ジョンソン』(注:番組内で、石橋さんが飯田さんに付けた野球選手にちなんだあだ名)でスタジオが盛り上がって、タカさん(石橋さん)が私をいじればいじるほど、出演時間が長くなったんですよね。

――確かに、お二人の掛け合いを観るのが楽しみでした。

“もうここで自分をアピールするしかない”と思っていましたね。でもリーダーになってからは、後輩が私のことをいじってきたりしたので少し複雑でしたね(笑)…。そこからは、いじられキャラも世代交代してもいいかなって思ったんです(笑)。

――やはり飯田さんの中でリーダーの役目みたいなのがあったのですね。

グループをまとめるリーダーもやって、お笑い担当までやるとなると、ちょっと違うなって感じてきたんですよ。それで『ケメ子』(注:保田圭の番組内でのあだ名)にバトンタッチしたっていう流れなんですけれども。

――番組内では、巨大な滑り台から落ちないにようする『滑り台クイズ』や、誰がボタンを押したのかわからないアンケートを行う『意識調査』など、アイドルとしては過激なものにはチャレンジされていました。

周りから見たら、タカさん(石橋さん)にイジられることを嫌がっているように見えたかもしれないけれど、可愛がっていただいたし、全部ありがたいなと思っていました。色々な企画も、いまの時代だとあんなに大掛かりなことはできないじゃないですか。当時を振り返ると、『うたばん』では楽しいことをたくさんやらせていただいたという思いが強いですね。