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エンタメ 2023.10.27

父親に心を開けなかった佐藤浩市が“息子たち”に語る家族のありがたみ。「そこにいるのが当たり前だと思って生きていられるのは、とても幸せなこと。その幸せに気づかないことも含めてね」〈池松壮亮、若葉竜也と共演〉

映画『愛にイナズマ』で父と息子を演じた佐藤浩市、池松壮亮、若葉竜也にインタビュー。面倒くさいけど愛おしい、“家族”について語ってもらった。

  • 斎藤香
  • ロードショー編集部
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脚本の持つ勢いと力強さに惹かれた(佐藤)

父親に心を開けなかった佐藤浩市が“息子たち”に語る家族のありがたみ。「そこにいるのが当たり前だと思って生きていられるのは、とても幸せなこと。その幸せに気づかないことも含めてね」〈池松壮亮、若葉竜也と共演〉_1

折村家の長女・花子役には松岡茉優(前列中央)、花子と運命的な出会いを果たす舘正夫役には窪田正孝(左)が扮する。豪華キャストの演技合戦が見どころ
©2023「愛にイナズマ」製作委員会

──『愛にイナズマ』では佐藤さんが折村家の父親・治役を、池松さんが長男の誠一役、若葉さんが次男の雄二役を演じられました。石井裕也監督が手がけた脚本を読んで感じたこと。惹かれた点について教えてください。

佐藤浩市(以下、佐藤) 石井監督の思いが込められていて、とても勢いを感じる脚本でした。このキャストで勢いに乗って演じたら、すごい映画ができるんじゃないかと思いましたね。

若葉竜也(以下、若葉) 僕も脚本を読んだとき「この船に乗らないという選択肢はない」と思いました。乗らなかったら後悔すると。

池松壮亮(以下、池松) 石井さんとはこれまで何度も仕事をしてきましたが、『愛にイナズマ』はエネルギーに満ち溢れていて。恋愛、家族、社会、さまざまな要素がつまった、ポップでラブリーで力強い脚本でした。

もしかするとみんな、コロナ禍だったあのころを早く忘れて新しい時代へと進みたいと思っているかもしれません。ですが、自分たちがあのとき経験したこと、悲しさや悔しさ、やるせなさや怒り、何が起きても繰り返される“ことなかれ主義”に待ったをかける脚本や主人公に気概を感じましたし、この想いを後押ししたいと思いました。

佐藤浩市の「シーンをぶっ壊す」という言葉に感銘を受けた(若葉)

父親に心を開けなかった佐藤浩市が“息子たち”に語る家族のありがたみ。「そこにいるのが当たり前だと思って生きていられるのは、とても幸せなこと。その幸せに気づかないことも含めてね」〈池松壮亮、若葉竜也と共演〉_2

──共演した感想を教えてください。佐藤さんは若い俳優たちからどんな刺激を受けましたか?

佐藤 若い人と仕事をするのは楽しいです。ただ、役者はカメラの前に立ったら年齢なんて関係ない。老若男女問わず同じシーンに出て、自分たちができることをやりながら丁々発止、刺激を与えたり、受けたり。そういうことができた現場だったと思います。

自分自身、「みんなに遅れを取ってはいけない、できないなんて恥ずかしいぞ」と気合を入れて。カチンコが鳴ったら……と言ったら古いかもしれないけど、監督の声を聞きながら、ワクワクしながら演じることができました。

若葉 浩市さんが現場で「今の俳優さんはみんな上手だけど、俺らの時代はぶっ壊してやろうと考えていたよ」とおっしゃっていたのですが、その言葉がとても印象深かったです。「このシーンをぶっ壊してやろう」という、役者の持つ“牙”みたいなものを、僕は改めて見つめ直さないといけないと思いました。

池松さんは共通の知人が多いのですが、これまで共演する機会がなかったんです。でも今回、兄弟役で共演させていただいて、俳優だからこそわかる池松さんのかっこよさを感じました。僕の拙い言葉だと伝わらないかもしれないのですが、本当にリスペクトできる俳優さんです。

池松 浩市さんとは何度も共演していて、その作品ごとにいつも沢山の刺激をもらっています。今作に関しては、はじめて親子の役をいただきました。撮影中は(病気を患う)父親の背中を見ているだけで「この人いなくなっちゃうのではないか。消えてしまうのではないか」と思えてとても苦しいものがありました。

これまで浩市さんのさまざまなターンを見せてもらってきましたが、この役を身に纏った浩市さんに、驚異をはるかに通り越して感動していました。こんな域があるのかと思いました。

でも撮影が終わるといつもの浩市さんに戻って、機嫌がいい日はロックスターみたいに帰っていくんです(笑)。その姿を見てほっとしていました。

若葉くんは、この映画で初めて一緒にお芝居をしてみて、なんというか俳優を生業にしているだけではなかなか到達できないような雰囲気、魅力を感じました。俳優として、ちゃんと生活している、呼吸をしてきた人の表現といいますか、高いセンスを感じましたし、どんなことでも受け止められるような心の柔らかさを感じました。

俳優はカメラのよさも暴力性も知っている(池松)

父親に心を開けなかった佐藤浩市が“息子たち”に語る家族のありがたみ。「そこにいるのが当たり前だと思って生きていられるのは、とても幸せなこと。その幸せに気づかないことも含めてね」〈池松壮亮、若葉竜也と共演〉_3

©2023「愛にイナズマ」製作委員会

──「人はカメラを向けられると演技をする」というセリフが印象的でした。長女・花子(松岡茉優)は家族にまつわる作品を撮るために実家に帰ってくる映画監督ですが、彼女にカメラを向けられたときの、3人の挙動不審ぶりがすごく面白かったです。

佐藤 たとえドキュメンタリー作品でも、人はカメラを向けられた瞬間に無意識に演じてしまい、どこか過剰になってしまうと思うんです。感情をコントロールできなくなるんですよ。だからあのセリフは、まさにその通りだと思いました。

僕らは演者だから、カメラの前では逆に演じないようにするんです。でも俳優じゃない人はカメラを意識してしまう。ドキュメンタリー映画『ゆきゆきて、神軍』(過激な手段で戦争責任を追求し続けるアナーキスト・奥崎謙三の活動を追ったドキュメンタリー/1987)なんて、まさにそのことを感じますね。

若葉 僕は俳優であるという意識がなかったら、カメラを向けられたときにあの3人くらい挙動不審になってしまうかもしれません。あのシーンは、ふだんカメラを向けられたときに被っている俳優の仮面を剥がされたような、解放された瞬間のような気がしました。

池松 浩市さん演じる親父が、カメラをチラチラ見ながら自意識と闘っている姿には最高に笑わせてもらいました。こんなにカメラに撮られてきた浩市さんによくあんな設定を(笑)。花子に「ダメだ! クソだ!」とか言われて(笑)。浩市さんにそんなこと言っちゃ駄目だよと思いながら隣で聞いていました(笑)。

意識的にも無意識的にも人は自分を演じる生き物であり、役割を演じる生き物だと思っています。今取材を受けている僕もたぶん演じていますし。俳優や監督はカメラの持つよさも暴力性も両方知っているものだと思います。

今作に関してはカメラを向けて演じてしまうその中にこそ、その人の真実が映るという捉え方に、石井裕也という映画作家ならではの視点を感じました。だからこそ映すという行為が必要だったんだと思います。

家族がいて当たり前の日々こそ幸福(佐藤)

父親に心を開けなかった佐藤浩市が“息子たち”に語る家族のありがたみ。「そこにいるのが当たり前だと思って生きていられるのは、とても幸せなこと。その幸せに気づかないことも含めてね」〈池松壮亮、若葉竜也と共演〉_4

──家族は鬱陶しいところもあるけど、とても愛おしい存在であることがこの映画を通して伝わってきたのですが、みなさんも同じように感じたエピソードはありますか?

佐藤 おそらく世代によって家族への思いは違ってくると思うけれど、僕の世代だと、すでに失っている家族もいるので、だからこそ気づかされることがあります。家族との別れはいつか来るし、不意に家族を奪われてしまうこともある。家族はそこにいるのが当たり前だと思って生きていられるのは、とても幸せだということ。その幸せに気づかないことも含めてね。

父親に心を開けなかった佐藤浩市が“息子たち”に語る家族のありがたみ。「そこにいるのが当たり前だと思って生きていられるのは、とても幸せなこと。その幸せに気づかないことも含めてね」〈池松壮亮、若葉竜也と共演〉_5

若葉 僕の実家は大衆演劇の一座なので、父親は、あるときは演劇の師匠、あるときは家族という、少し変わった関係です。稽古のときの父は厳しく怖い顔だったけれど、家族で食卓を囲むときは普通のおじさんになっていて、そのギャップに戸惑っていました。もちろん父親への尊敬はありますが、一般の家族と違う食卓は居心地がいいとは言えなかったし、遠慮もあったし、怖いという気持ちもありましたね。

だた、そんな父が舞台に出る間際に見せる怯えた表情を鮮明に覚えています。今改めて思い返すと、その恐怖心は共有できるし、とても愛おしく感じます。もしかしたら思い出として美化されているかもしれませんが、家族ひとりひとりの臆病さを、今はすごく愛せます。

池松 この映画の特別なところは、花子が社会で全否定され、すべてを失い、なにも信じられなくなったとき、ぶっ壊れていた家族を頼るということにあると思います。最後にどうしようもない家族を頼ることで尊厳を取り戻していきます。

これからの時代、人は社会で生きる上で、それが仮に家族でなくとも、他者によって“存在”という、うまく証明できない不確かなものを肯定できるのだと思います。

この家族は互いの儚い存在を確認するため、これまでしたこともなかったハグを試みます。そういうことに立ち返る映画だと思います。そこに新しい時代を生きていく上での微かな希望を映し出しています。見終わったあと、家族のこと、大切なひとのことを想うような映画になったと思います。

植物の前では何時間でも“弁が開く”(若葉)

父親に心を開けなかった佐藤浩市が“息子たち”に語る家族のありがたみ。「そこにいるのが当たり前だと思って生きていられるのは、とても幸せなこと。その幸せに気づかないことも含めてね」〈池松壮亮、若葉竜也と共演〉_6

──劇中では家族に対して驚くほど口が悪くなってしまう花子のことを「弁が開いちゃってる」と表現するシーンがあります。みなさんは、つい理性を失ってしまうような、弁が開いてしまう相手やシチュエーションはありますか?

佐藤 僕は若いときに弁が開きすぎていたので、いまは開かないように気をつけています(笑)。昔は思ったことをすぐに口に出していましたから。僕の親父(俳優の三國連太郎)がそういう人だったので、いいことだと思っていたんです。
それは違うということに気づくのにだいぶ時間を要しました。ただ、若いころならば“弁が開く”のも悪くないんじゃないかと思います。

逆に僕は自分の家族の前では開けなかったんですよ。たまに父親が帰ってきて食卓にいると、違和感、異物感がありましたから。「なんでこの人がいるんだろう」と思っていたので。家族の前で弁は閉じていましたね。

若葉 僕の場合、“弁が開く”相手は植物ですね。植物が好きなので、植物園に行くと2〜3時間でも眺めていられるんです。そのとき静かに弁が開いていると思います。植物は見たこともない瞬間を見せてくれるので。

特に惹かれているのは塊根植物。あと盆栽も家にあるので、「自分が小さくなってこの木を見上げたらどういう気持ちになるだろう……」とか、その時空へ行く感じです。なんか恥ずかしいですね(笑)。

池松 僕は恐らくないですね。平成に生まれ「弁は閉じなさい、人前で開くものではない」と育てられてきたので(笑)。

しいてあげれば、映画と向き合っているときのみ弁が開いているのかもしれません。

ハグしておけばよかったと思うかもしれない(池松)

父親に心を開けなかった佐藤浩市が“息子たち”に語る家族のありがたみ。「そこにいるのが当たり前だと思って生きていられるのは、とても幸せなこと。その幸せに気づかないことも含めてね」〈池松壮亮、若葉竜也と共演〉_7

──家族が“存在確認”をするためにハグをするシーンがありますが、みなさんは家族とした経験はありますか?

佐藤 うちで飼っているトイプードルにヤキモチを妬かせるために、カミさんとハグします(笑)。

池松 やめてください。浩市さんのそんな話聞きたくないです(笑)。

──若葉さんと池松さんは?

若葉 僕は絶対にないですね。親父の本音とかあまり聞きたくないくらいだったので。「一人で生きていけ!」と言われて育ってきたので、ハグはありえないです。

池松 物心つく前はたくさんあったと思いますが、物心ついてからは世代的にもそういうことはなかったですね。同級生でも家族や友達とハグするというのは聞いたことないです。

佐藤 若い人のほうがあるんじゃないか? 僕の若いころなんて全然考えられないけど。

池松 今の若い子たちは案外、日常的にしているような気もしますね。この映画にあるように、親に限らず「生きているうちにきつくハグしておけばよかった」と思うことは今後もあると思います。心のハグはわりとしていますけど。でも今さらなかなか言えないですよ、母親に「ハグしよう」とか。「は?」と言われて終わると思います(笑)。

佐藤 親はいつまでもいないんだからな(笑)。


取材・文/斎藤香 撮影/石田壮一 
池松壮亮 Hair & Makeup FUJIU JIMI
若葉竜也 Hair & Makeup FUJIU JIMI/Stylist Toshio Takeda (MILD)
佐藤浩市 Hair & Makeup Kumi Oikawa/Stylist Yoshiyuki Kitao

佐藤浩市
1960年生まれ。東京都出身。80年に俳優デビュー。多くの映画、ドラマで活躍。『忠臣蔵外伝 四谷怪談』(1994)『64-ロクヨン-前編』(2016)で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞。近作は『Fukushima50』(2020)『20歳のソウル』(2022)『ファミリア』『仕掛人・藤枝梅安 第二作』『せかいのおきく』『キングダム 運命の炎』『春に散る』(いずれも2023)などがある。最新作は、ドラマ『ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜』(2023/フジテレビ)。

池松壮亮
1990年生まれ。福岡県出身。2003年『ラスト サムライ』で映画デビュー。映画を中心に活動しており2021年に『アジアの天使』で第20回ニューヨーク・アジアン映画祭ライジングスター・アジア賞を受賞。主な出演作は『夜空はいつでも最高密度の青空だ』(2017)『斬、』(2018)『宮本から君へ』(2019)、『ちょっと思い出しただけ』(2022)『シン・仮面ライダー』、『白鍵と黒鍵の間に』(いずれも2023)。ほかDisney +「スター」配信ドラマ『季節のない街』が配信中。

若葉竜也
1989年生まれ、東京都出身。2016年『葛城事件』でTAMA映画賞最優秀新進俳優賞を受賞。NHK連続テレビ小説『おちょやん』(2020)で注目を集める。主な出演作は『生きちゃった』『AWAKE』(いずれも2020)『街の上で』『あの頃。』『くれなずめ』(いずれも2021)『前科者』『神は見返りを求める』『窓辺にて』(いずれも2022)『ちひろさん』(2023)。最新作は『市子』(2023年12月8日公開)『ペナルティループ』(2024年3月公開予定)

『愛にイナズマ』(2023)上映時間:2時間20分/日本

父親に心を開けなかった佐藤浩市が“息子たち”に語る家族のありがたみ。「そこにいるのが当たり前だと思って生きていられるのは、とても幸せなこと。その幸せに気づかないことも含めてね」〈池松壮亮、若葉竜也と共演〉_8


映画監督デビューを目前に控える折村花子(松岡茉優)は、業界の常識を押しつけてくるプロデューサーから若い感性をバカにされ、助監督からは露骨なセクハラを受けていた。最悪な気持ちで入ったバーで、空気は読めないもののやたら魅力的な青年・舘正夫(窪田正孝)と運命的な出会いを果たす。そんな矢先、プロデューサーに騙され映画の企画を奪われた彼女は、失意のどん底に突き落とされる。反撃を決意した花子が頼ったのは、10年以上音信不通の家族だった。妻に愛想をつかされた父・治(佐藤浩市)、口だけがうまい長男・誠一(池松壮亮)、真面目すぎる次男・雄二(若葉竜也)。花子は、そんな家族の“ある秘密”を暴く家族映画を撮ろうとするのだが……。

10月27日(金)より全国ロードショー
配給:東京テアトル
©2023「愛にイナズマ」製作委員会

公式サイト:https://ainiinazuma.jp

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斎藤香

さいとう かおり

「ロードショー」編集部・編集アシスタントから、アイドル誌の編集を経てフリーに。2000年に入り、再びロードショー編集部にカムバック。休刊まで編集者として勤務。現在は、ウェブ媒体を中心に取材執筆活動中。「オールアバウト映画ガイド」「Pouch」「ハルメクWEB」「saita」「キネヅカ」など。ほか、中学受験メディアで学校取材も行っている。

    ロードショー編集部

    ろーどしょーへんしゅうぶ

    1972年に創刊し、2008年に休刊となるまでの36年、多くの映画ファンから愛されていた 映画雑誌「ロードショー」。
    現在も数多く届く復刊希望の声をうけ、集英社オンラインでは、映画に関する記事は「ロードショー」レーベルで発信します。
    劇場で、配信やサブスクリプションでと、映画を作る環境も見る環境も多様化し、膨大な数の作品が作られている今だからこそ、本当に見たい映画を選び、より広く深く楽しむための情報や読みものを届けます。

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