なぜ送ったLINEに返信がないのか？ 歌舞伎町のトップホストが明かす「恋もお金も思いのままになる」コミュニケーション術

現代社会において大事な「LINE」。では、LINEをどう使えばいいか。大事なのは、ふたつです。「話を聞く」ことと「主張する」ことです。

「話を聞く」とは、相手が振ってきた内容をちゃんと聞いてあげることです。当たり前のようでできている人が意外に少ないです。

例えば、相手が食べ物の話をしてきたら、どんな食べ物が好きなの？ と聞いて会話を広げてあげましょう。相手が話していて「気持ちがよい」と思われるような会話展開をLINEでできるのが理想です。相手がしてほしそうな質問をしましょう。

今日何してたの？　と聞かれたら、「料理して、こういうものを作っていた。あなたは仕事どうだった？」など、相手が聞いてほしいことを察知して自然に話を動かすのが正解です。そのためにはよく相手を観察しましょう。

LINEが上手くいかない人は、自分がモテようモテようとするあまり、好意を相手に示しすぎていたり、自己アピールがすごすぎていたりします。まずは話を聞く。相手側が話したい内容を振ってあげる癖をつけましょう。
　
その次に「主張する」ことです。男性も一部の人は相手のことを思って行動してくれるし、デートだって考えてくれます。それなのに何が好きで何が嫌いかの情報を言わないと、男性としてもどうしていいかわからなくなります。

会話の中でこんなところにデートに行きたい、こういう食べ物が好き、散歩が趣味など、嫌味がないレベルで教えてあげてください。「自己開示」をほどほどにしていかないと、相手もどう自分を扱っていいか、何をしてあげればいいかがわかりません。

「自己開示」して自分のことを知ってもらい、相手がデートを組みやすいようにする努力をしましょう。しかしこれは、自分がコレ食べたい！ ここに行きたいと自分勝手な主張をするためではなく、あくまで相手が自分のためにしてあげたい、を叶えるためのリードだと思ってください。

自分勝手な女性や男性は年を取るとだんだんモテなくなっていきます。綺麗だったから、イケメンだったからという理由で通っていたわがままは、徐々に通らなくなっていきますし、同じ見た目だったら性格がよいほうが選ばれるに決まっています。

あくまでも「相手のため」という意識を忘れないでおきましょう。

ポイント
・ＬＩＮＥでは、「話を聞く」ことと、「主張する」こと

絶対に信じてはいけない男性の言葉、それは「忙しくて会えない」です。

本当に相手のことを好きならどんなに忙しくてもLINEを返します。では、どうしたら相手からLINEが返ってくるのか？　それは、「会った時にちゃんと自分の価値を出すこと」です。

まずは「相手の話を聞ける」ようになりましょう。特に男性はプライドが高いので、自分の意見をぶつけたり、知ったかぶりをしたり、偉そうな態度をとったりせず、相手の意見を素直な気持ちで聞いて、感想や質問を返せばいいでしょう。その上で、自分の話の割合を減らし相手を褒められるようになるとモテ方がかなり変わります。

例えば、相手が「転職したい」と言ったら、「なんで転職したいの？」と聞く。持論をぶつけるよりも質問をして深掘りしてあげましょう。

そしてときどき褒めてあげることで、相手は気持ちよく話してくれます。それを逆に、話をさえぎってしまったり、自分の意見をぶつけたりしてしまうと、めんどくさい女性だと思われてしまいます。相手を立てられる女性になりましょう。

ポイント
・大切な女性には「忙しくて会えない」とは絶対言わない
・「モテ上手」は「聞き上手」

撮影／長澤翼　shutterstock