ちょっとなまけグセがあるけど、好奇心旺盛な小学3年生の女の子・まる子の日常を描いたTVアニメ『ちびまる子ちゃん』。原作マンガは1986年に『りぼん』にて連載を開始し、現在はコミックスが17巻まで発売されている。
まる子と同世代の小学生だけでなく、大人も笑って、共感して、ときに泣ける内容は、1990年からTVアニメが放送スタートするとともにますますその人気は加速した。
現在もフジテレビ系列で毎週日曜夕方6時より放送しているが、2022年5月1日でなんと放送1500回に! この日の放送では『ありがとう!みんなのおかげで放送1500回1時間スペシャル』と題し、アニメ2本にくわえて、懐かしい映像とともに振り返るコーナーなど、1時間スペシャルで放送する。

TVアニメ『ちびまる子ちゃん』が祝・放送1500回! 5/1放送回は1時間スペシャルでお届け!
毎週日曜夕方に放送され、日本全国で愛されているTVアニメ『ちびまる子ちゃん』が、2022年5月1日で放送1500回をむかえる。この日、1時間で放送されるスペシャルな内容を紹介! スペシャルだからこその特別ゲストも登場!
心おどる! くわしい放送内容&ゲスト声優コメント

アニメ『ちびまる子ちゃん』放送1500回記念スペシャルはフジテレビ系にて5月1日(日)夕方6時〜7時オンエア!
【『ちびまる子ちゃん』公式HP】http://chibimaru.tv
【『ちびまる子ちゃん』公式Twitter】https://twitter.com/tweet_maruko
まる子の憧れ! 萩本欽一さんがゲスト出演!
まる子が暮らすのは1970年代前半の静岡県清水市(現・静岡県静岡市清水区)。当時大ブームだった芸能人やおもちゃなどが作中に多く登場するが、その中でも何度も登場していたのが“欽ちゃん”の愛称で親しまれている萩本欽一さん。
今回、放送1500回という記念すべき回に、萩本欽一さんが本人役でゲスト出演することが決定!
萩本さんが登場するストーリーを紹介していこう。
『まる子、欽ちゃんに会いたい』の巻

まる子のクラスでは、テレビ番組『欽ちゃんのドンとやってみよう!』の話でもちきり。「一度でいいから欽ちゃんに会ってみたいな」と話すまる子に、野口さんがある提案をする。それは“観覧希望のハガキを出してみる”ということ。

“当選したら欽ちゃんに会える…!”
思わぬチャンスに応募ハガキを書くにもまる子は大騒ぎ。ポストに願いを込め、期待を胸に待つまる子は、はたして、欽ちゃんに会いにいくことができるのか…!?
「台本を持つと緊張しちゃうの」

萩本さんが日本アニメ作品に声優として出演するのは実は初めてのこと。萩本さん自身も驚きだったというゲスト声優としての出演についてコメントを紹介する。
――オファーが来たときの感想は?
信じられないよね。アニメーションに欽ちゃんがそのまま出てくると思わなかった。ありがたいことですよ。最初は『欽ちゃんのドーンとやってみよう』の声だけかなと思ったの。映像にあって、そんなにしてくれなくてもいいのにと思ってさ。恐縮しちゃってさ。
でも、違う世界の中に実在の欽ちゃんがそのまま出てるって、さくらももこさんに会いたくなっちゃうよね。なんかありがとうございましたってお礼を言いたい気分よ。
――アニメの中の欽ちゃんを演じてみていかがでしたか?
台本持つと緊張しちゃうの。びっくりしちゃった。よく考えたら別に台本読むようなセリフじゃないんだよね。終わってから気付いたよ。相当緊張してたんでしょうね。間違えないように。
――放送を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。
子供の番組っていうけど、むしろ年をとった私と同世代のじいちゃん、ばあちゃんに。孫の言葉って笑えたり、にこやかになれる。私はどちらかというとみんなみてねというよりは“じいちゃん、ばあちゃん、欽ちゃん出てるからその時代にちょっと戻ってみようよ”と言いたいかな。楽しみにしてて!

欽ちゃんの好きなキャラクタはー、友蔵
“『まる子と山桜』の巻”も放送!
欽ちゃんが登場するエピソードのほか、美しい桜をめぐる“『まる子と山桜』の巻”もオンエア予定。

ある日、まる子とたまちゃんは富士山を背景に立つ1本の立派な桜の木を見つける。同じ“さくら”としてまる子は友達のように思い、たまちゃんは“まるちゃんの木”と呼ぶ。教室でもその話をすると、青葉のころにまる子と藤木の合同誕生日会を開くことに!

誕生日会の後、まる子は落ちていた桜の木につまずいてケガをしてしまう。樹齢300年以上の山桜。その桜にはある“予定”があると聞いたまる子は…。
原作コミックス『ちびまる子ちゃん』は1〜17巻までが現在発売中。
RMC『ちびまる子ちゃん』1巻
さくら ももこ

1987年7月15日発売
484円(税込)
新書判/176ページ
4-08-853413-1
“さくらももこ”は小学3年生。とても小さくて女の子だから“ちびまる子ちゃん”とよばれている。そんなまる子ちゃんが、おかしな家族の人たちや学校のお友だちとくり広げる、愉快な日常絵日記コミック。
5月2日(月)発売の『MOE』2022年6月号(白泉社)では、『ちびまる子ちゃん』をはじめ『コジコジ』など、さくらももこが描いた世界の魅力を32Pにわたり特集している。さらにとじこみ付録として、『ちびまる子ちゃん』&『コジコジ』のユーモアいっぱいな35連発シールも。さくらももこファンは必携の一冊だ。

・『MOE』2022年6月号
https://www.moe-web.jp/now/202206
また、「ちびまる子ちゃん」と「コジコジ」がサマンサグループとコラボレーションした「MOMOKO SAKURA COLLECTION」の発売が決定したとのことで、公式オンラインショップの特設ページが公開されている。

【「MOMOKO SAKURA COLLECTION」公式オンラインショップ特設ページ】
URL: https://www.samantha.co.jp/shop/e/el2204pcz/
©さくらももこ
©さくらプロダクション/日本アニメーション
©︎フジテレビ
©︎さくらプロダクション
編集協力 上村祐子
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