#1 前歯3本折られても、心は折れない白川未奈35歳の現在地
#3 腹を括れず撮影で泣いていたグラビアアイドル時代からの変化

中野たむ、ウナギ・サヤカと3人で、必死に手をつないでやってきた

「勝てるまで泣くな」。30歳でのプロレスデビューから5年、気づけば年長者に…「今度はわたしたちが若手を育てていく番」_1
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2022年11月3日、スターダム広島大会にて上谷沙弥が持つワンダー・オブ・スターダム王座に挑戦。しかし、上谷のフェニックス・スプラッシュが顔面に直撃し、顎部打撲、および口腔部を負傷する大怪我を負った。

しかし、転んでもたたでは起きないのが白川というレスラー。12月29日、両国国技館にて、NXT UKに所属しかつてスターダムにも参戦していたザイヤ・ブルックサイドと、同じくNXT UK所属で初来日のマライア・メイを引き連れて登場した。

3人のユニット名は「Club Venus(クラブ・ヴィーナス)」。白川はどのような思いで、このチームを結成したのか?

――「Club Venus」を結成した経緯は?

スターダムにはしばらく海外のレスラーがいなくて、いま女子プロレス界も海外選手で盛り上がってないなぁと。それをできるのはわたししかいないんじゃないかなと思ったので、ふとそのアイデアが思い浮かびました。

――本当に白川選手にぴったり! 元々、海外志向が強いじゃないですか。

プロレスデビューするときくらいからやりたかったことかなぁ。日本だけで考えたくないんですよ。地球は1個で、どうせ繋がっているから、もっと自分の立つ土俵を広くしたい。わたしにとって自然なことのような気がします。

――ユニットとしては「コズミック・エンジェルズ」に所属しています。活動だけ見るとバラバラになってしまった印象もあるコズエンですが、白川選手はいまのコズエンをどう見ていますか?

コズエンも変わって来ました。(白川未奈)みな、(中野)たむ、(ウナギ・)サヤカの3人で、必死に手をつないでやってきたときから、月山(和香)と桜井(まい)が来た。わたしとウナギはたむに育ててもらったから、今度はわたしたちが月山と桜井を育てなきゃいけなくて。

そういうお姉さんの立ち位置が始まって、気づいたらカラーズが入って来て、大人数になって。そしたら、なつぽいが入って来て、meltearができて。

――思い返すと、かなり激動でしたね。一ファンとして、ハラハラドキドキでした。

やっぱり出来事も人も物も変わっていくものだから、その変化は仕方ないのかなって思いますね。仕方ないと思いつつ、やっぱり最初の3人のときって……なんて言えばいいんだろう……いまもすごく心は繋がっているんですね。

でも初期は向いている方向が全部一緒だった。いまは一部だけ一緒だけど、みんなちょっとずつ違うほうを向いている。仕方ない変化だけど、寂しくもあるかなぁ。