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教養・カルチャー 2022.10.13

巨匠の作品にもダメだし!? 『AKIRA』『カウボーイビバップ』『ゴールデンカムイ』などを手がけたデザイナーに訊く、「アニメとデザイン」の舞台裏

アニメが作品イメージを伝える手段として古くから重宝しているのが、ロゴやメインビジュアルを含むグラフィックデザインだ。『AKIRA』『カウボーイビバップ』などの伝説的作品に関わってきたグラフィックデザイナーの上杉季明氏に、そんなアニメにおけるグラフィックデザインの特徴、そして驚きのエピソードを含む舞台裏を教えてもらった。

  • 照沼健太
  • #ゴールデンカムイ
  • #グラフィックデザイン
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アニメ作品をより魅力的に見せるためには、巨匠の作品にも手を入れる

巨匠の作品にもダメだし!? 『AKIRA』『カウボーイビバップ』『ゴールデンカムイ』などを手がけたデザイナーに訊く、アニメ業界のせつない舞台裏_1

グラフィックデザイナー 上杉季明(うえすぎとしあき)氏

――グラフィックデザイナーとはどんなお仕事なのでしょうか?

ロゴやポスター、DVD/BDのパッケージなどを作るのがグラフィックデザイナーの主な仕事です。

アニメのグラフィックデザインの場合、そのテーマとなる作品自体がそもそも視覚的な作品であるという特徴があるため、デザインの主役となるのは、必然的にキャラクターなどのイラストとなることが多いです。

また、アニメ関係者はビジュアルを扱うプロなので、デザインに要求するレベルも高いのですが、アニメ側の方もデザインのプロではないので、最終的なイメージはどこかモヤモヤしている。

そのモヤモヤにアイディアをプラスして具体化するのが僕らの仕事ですね。

―― 実際にデザインを作る際に最も気をつけていることは?

やっぱり、主役となるイラストなど作品に関するビジュアルが、最も素晴らしく見えるようにしたいということです。

例えば、メイン要素となるイラストをいただいたときも、スキャンした後にPhotoshopでホコリなどの細かいゴミ取りをしますし、他にも不要だと思う要素は徹底的に掃除したりして調整します。

マニアックなファンの中には「この色塗りのかすれがいい」とか「筆の毛が残っているのがいい」と思う人もいるのかもしれないですが、それについては「どこかの機会で原画を見てください」と思いながら修正しています。

もちろん細かい掃除だけでなく、事前にイラストの内容自体への提案も行いますし、上がってきたイラストのデッサンが狂っていたら、それも指摘します。

デザイナーとして、やっぱりそのイラストが最もよく見えて、作品のファンが増えたり喜んでくれたりするような仕事をしたいですから。

巨匠の作品にもダメだし!? 『AKIRA』『カウボーイビバップ』『ゴールデンカムイ』などを手がけたデザイナーに訊く、アニメ業界のせつない舞台裏_2

―― 上杉さんの作品集『THE MACH55GO WORKS 55x20』には、大友克洋さんが描き下ろした『AKIRA』のイラストにレタッチを加えていることが掲載されていて驚きました。

当時、あまりにもみんなが『AKIRA』ばかりを求めるので、大友さん自身『AKIRA』にあまり気持ちが乗っていなかったんですね。

そうした事情があって、ようやく上がってきたイラストを見て「僕が見たい金田じゃない」と思ってしまって。それで思い切って大友さんに「これいじっていいですか?」と聞いてみたんです。

―― 上杉さんの『AKIRA』に対する愛もあったわけですね。

すると、大友さんは「好きにしていいよ」と修正を快諾してくれました。そこで同期のクリエイター矢部弘幸くんに「これをカッコ良く直してほしい」と伝えて仕上げてもらいました。

もちろん大友さんにもお見せしましたが、「ああ、いいんじゃない」と言ってもらいましたよ(笑)。

―― 大友さんといえば巨匠中の巨匠ですし、普通はなかなか言い出せないところだと思います。

それまでに大友さんとの仕事を重ねて信頼を得ていたのが大きかったと思います。大友さんの線画に僕が色をつけて、その仕上げを矢部くんが行っていたこともありますから。

ちなみに彼はその後、大友さんが監督した『蟲師』に俳優としても出ていました(笑)。

巨匠の作品にもダメだし!? 『AKIRA』『カウボーイビバップ』『ゴールデンカムイ』などを手がけたデザイナーに訊く、アニメ業界のせつない舞台裏_3

きっかけは大友克洋。『カウボーイビバップ』で開けたキャリア

巨匠の作品にもダメだし!? 『AKIRA』『カウボーイビバップ』『ゴールデンカムイ』などを手がけたデザイナーに訊く、アニメ業界のせつない舞台裏_4

東京・吉祥寺にある上杉氏の仕事場

―― 上杉さんが歩んできた25年以上のキャリアを振り返って、大きかったと感じる仕事を教えていただけますか?

大友さんとの一連の仕事と、『カウボーイビバップ』ですね。そもそも大友さんとの出会いがアニメの仕事をするきっかけになったんですよ。

当初、僕は音楽系のデザインばかりやっていて、『ele-king』というテクノ雑誌の仕事をしていたら、そのつながりで「電気グルーヴの石野卓球がソロアルバムを出すのでジャケットをやりませんか?」と声をかけてもらったんです。

喜んで引き受けたところ「実はもう絵柄は決まっていて、大友克洋さんなんです」と。

巨匠の作品にもダメだし!? 『AKIRA』『カウボーイビバップ』『ゴールデンカムイ』などを手がけたデザイナーに訊く、アニメ業界のせつない舞台裏_5

石野卓球『DOVE LOVES DUB』

―― 石野卓球さんの仕事が、大友さんとの出会いのきっかけだったんですね。

そしてアニメの仕事をするようになったきっかけが、大友さんでした。「今映画作ってるんだけど、ポスターがダサいのしか上がってこないんだよ。やってみてくれない?」と言われて、それが『MEMORIES』のポスターだったんです。

ラフは大友さんが作っていたのですが、僕もアイディアを出して大友さんにおもしろがってもらえたし、すごく楽しい仕事でしたね。

巨匠の作品にもダメだし!? 『AKIRA』『カウボーイビバップ』『ゴールデンカムイ』などを手がけたデザイナーに訊く、アニメ業界のせつない舞台裏_6

『MEMORIES』ポスター

―― なるほど!『MEMORIES』がきっかけとなってアニメ業界で上杉さんの名前が知られたわけですね。

アニメ業界というか、バンダイビジュアルというアニメ会社の中で、ですね(笑)。で、次にお話をいただいたのが『カウボーイビバップ』でした。

巨匠の作品にもダメだし!? 『AKIRA』『カウボーイビバップ』『ゴールデンカムイ』などを手がけたデザイナーに訊く、アニメ業界のせつない舞台裏_7

上杉氏が見せてくれた、自著に掲載された『カウボーイビバップ』のページ。

―― 大友克洋作品の次が、またもや伝説的な作品じゃないですか(笑)。

そうなんですよ。運がいいですよね(笑)。でも、今となっては名作ですけど、当時はまだたくさんある新作アニメの一つでしたから。

―― 『カウボーイビバップ』は各所のグラフィックデザインも印象的で、なかでもLD(レーザーディスク)のデザインは当時衝撃的でした。

音楽が重要なモチーフになっている作品なので、すごくやりやすかったですね。『闇夜のヘヴィ・ロック』っていうサブタイトルはじめ、元ネタという元ネタが全部わかるので(笑)。

だからデザインに関する提案もナベシンさん※におもしろがってもらえたし、特にダメ出しされた記憶がないかもしれないですね。

巨匠の作品にもダメだし!? 『AKIRA』『カウボーイビバップ』『ゴールデンカムイ』などを手がけたデザイナーに訊く、アニメ業界のせつない舞台裏_8

あのLDジャケットは〈コンテンポラリー・レコード〉というアメリカのジャズレーベルのLPジャケットへのオマージュになっています。「厳密にはビバップじゃなくて西海岸ジャズのレーベルだけど、ジャズっぽさは伝わるだろう」なんて考えながらやっていました(笑)。

※渡辺信一郎:アニメ監督。代表作は『カウボーイビバップ』『サムライチャンプルー』等。

江口寿史の衝撃と『ゴールデンカムイ』『オッドタクシー』におけるアナログ仕事

巨匠の作品にもダメだし!? 『AKIRA』『カウボーイビバップ』『ゴールデンカムイ』などを手がけたデザイナーに訊く、アニメ業界のせつない舞台裏_9

―― 近年のお仕事で印象に残っているものを教えていただけますか?

江口(寿史)さんの仕事と『ゴールデンカムイ』ですね。江口さんは大友さんから紹介されて知り合ったのですが、最初の頃はただ一緒に飲むだけだったんですよ。でも、ある時「今Tシャツ作ってるんだけど、手伝ってくれない?」って連絡が来て。

待ってましたとばかりに打ち合わせをして「で、江口さん、これ納期いつまでですか?」って聞いたら、「本当は今日なんだよね」って(笑)。

―― まさかの当日しめきりですか(笑)。

「あ、これが『白いワニ※』の伝説かー」って思いましたよ(笑)。で、大急ぎでやって。それが初仕事でしたね(笑)。

でも、江口さんはとにかく人柄がいいし、何より絵が素晴らしく、大友さん同様デザイナー的な感性も持たれている方なので、その後も楽しく仕事させてもらってますよ。しめきりについては相変わらずですけどね(笑)。

※江口寿史の筆の遅さは伝説的。詳細は「江口寿史 白いワニ」で検索を

巨匠の作品にもダメだし!? 『AKIRA』『カウボーイビバップ』『ゴールデンカムイ』などを手がけたデザイナーに訊く、アニメ業界のせつない舞台裏_10

―― 『ゴールデンカムイ』のあの有名なロゴは、版画風ではなく、実際に版画なんですよね?

そうなんですよ。彫刻刀を使って版木で3枚くらい彫りました。実物を札幌会場で展示したのですが、すごくウケが良かったですね。

みんなまさか本当に版画で作っていると思わず、デジタルでそういう処理をしたと考えていたみたいで。

―― 上杉さんはアナログな手作業を取り入れることが多いですよね。

『天元突破グレンラガン』のロゴなんかも、筆で何百枚も書きましたね。

巨匠の作品にもダメだし!? 『AKIRA』『カウボーイビバップ』『ゴールデンカムイ』などを手がけたデザイナーに訊く、アニメ業界のせつない舞台裏_11

『天元突破グレンラガン』タイトル制作に使用されたデザイン用の平筆

あとは『オッドタクシー』もそうですね。井の頭公園で拾った木で作りました。

巨匠の作品にもダメだし!? 『AKIRA』『カウボーイビバップ』『ゴールデンカムイ』などを手がけたデザイナーに訊く、アニメ業界のせつない舞台裏_12

映画 「オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」のロゴはMacではなく手作業で作られた。

アナログの方が手っ取り早いし、自分の予想以上のものが作りやすいですからね。逆に「なんでみんな全部コンピュータでやろうとするんだろう」って思っているくらいです。だって、その方が時間もかかるじゃないですか。

―― デザインに限らず、現代においては、なんとなく「デジタルで行うのが当たり前」みたいな思考はありますよね。

アナログといえば、最近の仕事だとこれも気に入っているので見てもらっていいですか?

モノが作れなくなってきているアニメ仕事。業界構造の問題はデザインにも

巨匠の作品にもダメだし!? 『AKIRA』『カウボーイビバップ』『ゴールデンカムイ』などを手がけたデザイナーに訊く、アニメ業界のせつない舞台裏_13

上杉氏が手がけたCD『攻殻機動隊 SAC_2045 O.S.T.2』のブックレット

―― すごい質感。写真では伝わりづらいと思いますが、表面にすごく細かい凹凸があってキラキラしていますね。

昔からやりたかったけどコストの面で断念していた加工だったんですよ。でも、最近わりと安価でできる技術ができたと印刷所の営業さんが提案してくれたおかげで実現できました。

僕は印刷所が大好きで、最初のアニメ仕事『MEMORIES』も印刷所の営業さんと一緒に作った意識がありますね。

―― どんどんデジタル配信の時代になってますけど、アニメはまだこういう「モノ」が作れる分野ですよね。

それが、アニメも盤が売れなくなってきているので、普通のものしか作れなくなってきているんですよ。最近は3万円くらいで販売されるBOXセットでも特殊な加工ができなくなっていて、とても残念です。

巨匠の作品にもダメだし!? 『AKIRA』『カウボーイビバップ』『ゴールデンカムイ』などを手がけたデザイナーに訊く、アニメ業界のせつない舞台裏_14

COWBOY BEBOP 5.1ch DVD-BOX

―― そうなんですね。上杉さんはアニメ関係のお仕事を始めて25年以上ですが、ギャラの移り変わりはいかがですか?

正直、あまり変わらないですね。

―― 最低賃金や物価が上がっていることを考えると、実質値下げですよね。海外にアニメ作品がたくさん輸出される時代なんだから、上がっても全然いいはずですけど……。

よく言われるように、アニメの制作現場も酷いものですけど、「一体どこがお金持っていっているんだろう?」って思いますよ。

正直、僕が作ったロゴだけがドンと乗っているグッズが販売されているのを見るとモヤモヤしてしまう部分がありますし……。少なくとも「こういうの作りました」ってサンプルを送るくらいはしてくれてもいいんじゃないかとか。

あと、昔は一つの作品が終わった後、LDとVHSとDVDのパッケージを一式デザインすることで仕事として回収できる流れがあったんですよ。でも、最近は作ったとしてもBD程度。なので、正直なところ商売あがったりです。

僕の懐事情を知っている知り合いには「多分みんな、上杉さんはもっと儲かってると思っているはずですよ」と言われます(笑)。

―― アニメ業界はお金周りのシステムについて改善の必要が叫ばれ続けていますが、デザイナーなど周囲にもその影響があるんですね……。

あと困ったことに、僕は最初の仕事が大友さんと『カウボーイビバップ』だったから「カッコいい系のアニメしかやらない人」みたいなイメージが業界内で作られているんですよ(苦笑)。

巨匠の作品にもダメだし!? 『AKIRA』『カウボーイビバップ』『ゴールデンカムイ』などを手がけたデザイナーに訊く、アニメ業界のせつない舞台裏_15

―― それは僕も「そういう系しかやらないのかな」と思ってました(笑)。

いやいや、こっちとしては仕事して暮らしていかないといけないから「美少女モノとかも全然やりますよ」って言ってるのに、「いや、上杉さんにそういう作品を振るのは申し訳ない気がして」って(笑)。

そういう無駄な遠慮が僕の生活を苦しめてるんですよ!ということは声を大にして言いたいですね(笑)。

―― ぜひこの記事を読んだアニメ関係者の方は、上杉さんにお気軽なご相談をお願いします(笑)。でも、今のアニメは海外人気も凄いし、海外で上杉さんの展覧会をやれたら盛り上がりそうですよね。

「フランスで展示するべき」ってよく言われるんですけどね(笑)。とりあえずは、これまでの仕事を公開する展示を9月30日から10月23日まで仙台PARCOで開いているので、ぜひそこに来てもらえたら嬉しいです。江口さんはじめ豪華ゲストを招いてのトークイベントもありますよ。


取材・文・撮影/照沼健太

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UESUGI_DESIGN
GRAPHIC WORKS OF TOSHIAKI UESUGI
-上杉季明(マッハ55号)がデザインするアニメ・音楽・書籍の世界展-

2017年に発売した作品集“THE MACH55GO WORKS 55x20”から5年、さらにアップデートされた上杉季明(マッハ55号)の25年分のデザインワークを一挙公開!
『AKIRA』『COWBOY BEBOP』『攻殻機動隊S.A.C.』TVアニメ『ゴールデンカムイ』などのグラフィックデザインを中心に、石野卓球、東京スカパラダイスオーケストラなど、映像から音楽まで深く関わり続けたマッハ55号の仕事と、そのデザインが完成するまでの過程も本展覧会で紹介します。
山形県出身の上杉季明が手掛けた膨大な数の作品が地元東北に大集合する本展示をお見逃しなく!

■展示概要
期 間:2022年9月30日(金)~10月23日(日) 10:00~21:00 会 場:本館6F・SPACE6
 入場料:無料
※最終日は18:00に閉場いたします。
※感染症拡大防止等の観点から入場者数の制限、営業時間の変更あるいは休業となる場合がございます。
■主催:仙台PARCO
■企画:仙台PARCO・有限会社マッハ五五号
■協力:はらっぱカレー店
https://sendai.parco.jp/pnews/detail/?id=20360

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照沼健太

てるぬま けんた

フリー編集者/ライター/フォトグラファー/ディレクター

MTV Japan、Web制作会社を経て独立。2014年より2016年末までユニバーサル ミュージックジャパンのWEBメディア『AMP』の企画・立ち上げ〜編集長を務める。2018年にコンテンツ制作会社『合同会社ホワイトライト』を設立。SATYOUTH.COM編集長や写真家としての活動に加え、Netflix Japanをはじめとする企業からコンテンツ制作やメディアプロデュースなどを広く受託している。

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