マスコミ報道に対してモノ申す!

――(聞き手:鮫島浩、以下略):泉さんのツイッターを見ていると、とにかく色んな方面にお怒りで。ツイッターでも闘い続けている印象が非常に強いのですが、とりわけ辛辣なのは新聞やテレビといったマスコミに対して。もともとNHKにいらしたこともあって、やはり、マスコミ報道に対してはモノ申したい気持ちが強いのでしょうか。

「テレビと新聞は情報を発信する権利を独占してきたが、その権利を奪うインターネットが脅威なんです」新聞メディアが前明石市長・泉房穂をやたらと攻撃する理由_1
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 期待の裏返しなんですけどね。大学を卒業してから、NHKに入社しディレクターになりましたので、昨今のマスコミの報じ方に対しては、どうも辛口になってしまいます。

私がNHKに入る時、最後まで迷ったのが朝日新聞。実は、就職試験を受けていたんです。結局、私は福祉の現場をお茶の間に伝えたかったので、映像メディアのほうが適しているかなと判断して、NHKを選びました。

その後、テレビ朝日に移ってますので、NHKとテレビ朝日という二つのテレビ関係で仕事をしたこともあり、マスコミに対しては思い入れが強い。マスコミの可能性を信じてその世界に入ったわけですし、そこはいまも変わっていません。マスコミが持っている大きな影響力には期待を寄せています。だからこそ、「本来の役割を果たしてますか?」と言わずにはいられないことが多々あって……。自分自身や明石市が関わってくる件に関しては、ツイッターで噛みついてしまうわけです。

「どっち向いて報道しとんや!?」という憤り、悲しみ、「もったいないなぁ」という嘆き。そういった思いが混ざりあって、昨今のマスコミに対しては、かなりキツいことを言っている。でも、ベースにあるのは期待感です。

「テレビと新聞は情報を発信する権利を独占してきたが、その権利を奪うインターネットが脅威なんです」新聞メディアが前明石市長・泉房穂をやたらと攻撃する理由_2

――いまから新聞、テレビ、ネット、雑誌(出版)とメディアごとに議論していきたいと思うのですが、やっぱりそれぞれに特色があって長所・短所があるから、明石市の取り上げ方もメディアによって全然違うんじゃないですか?

 明石市長をやっていると面白いもんで、論調が完全に分かれるんです。明石市を好意的に報じてくれる、というか応援してもらえるのは、ほとんどがネットメディア。雑誌メディアも、一定の分量を割いて明石市の取り組みや私の思い・ビジョンを掘り下げてくれます。

問題は新聞とテレビです。この2つはやたら明石市を敵視して、批判的な報道ばかり。こと新聞に至っては、残念なことに、古い頭のままで明石市を見るから。私からすると「いつの時代の発想で、明石市を分析なさるんですか?」と思ってしまうことが多い。

特に大手新聞の、政治や解説記事を書く方。論説や社説も同様だけど、ものすごく凝り固まった古くさい思い込みをいまだにお持ちで……。

――私もつい最近まで、頭の古い新聞社にいたので、気持ちはよくわかります(笑)。