#1 「子供の泣き叫ぶ声が聞こえていても、他人だから関係ない」無縁社会ニッポンを憂う

リプライや引用リツイートで誰かを批判は絶対しない

――TwitterやSNSで発信していて、気をつけていることはありますか?

フィフィ(以下同) 昔は論客に対してリプライを送ったり引用リツイートをしたりして、直接いたんですが、それは良くないことだと今は思っています。相手を名指しすることなく、私はこう思うというだけで十分。相手を引き合いに出すと、訴えられたり誤解されたりする恐れがあります。

それは対面でも同じで、「あなたはおかしい」とわざわざ言う必要はなく、「私はこう思う」と言うだけでいい。政治家や政党に対しては直接批判してもいいと思いますが、言葉遣いにはかなり気をつけています。バカとかアホとかいう言葉を使うと、誹謗中傷になってしまうので。

名誉毀損の訴訟、この数年でかなり増えましたよね。こちらが軽い気持ちで「おかしいと思いますよ」とツイートした一言が、相手とってはものすごく重いものに感じられるのかもしれない。やっぱり、自分が100%正しいなんて思わないことが大事ですよね。

――情報をインプットする上で注意しているのは、どんなことですか?

世の中の問題のほとんどにはまったく逆の見地があるので、両方の意見をよく精査することが大事かなと思います。みんな自分の見たい意見ばっかり欲しがるんですよね。共存していくためには、違う意見のことも知っておかないといけない。

私自身がリベラルな考えをする必要はないけれど、議論する相手がどういう考えで言っているかは知っておかないといけない。でないと建設的な議論にはならないので。