① コンビニは極力使わない

疲れたときや時間がないとき、買い物に行けなくて、ふとコンビニに立ち寄って買い物をする。多くの人にとっての日常風景かと思いますが、実はこれもお金が貯まらない習慣のひとつです。借金で苦しむようになる前の僕は、買い物に関する計画性がなかったので、「あれ、トイレットペーパーがないな。よしコンビニで買ってこよう!」「水がなくなっちゃったな。じゃあ、コンビニに行くか!」と、何のためらいもなくコンビニを使っていました。

そんなわけで、借金返済に向けてお金をためようと一念発起したとき、僕がまず実践したのがコンビニ利用を控えることでした。

そもそもコンビニの商品はスーパーなどに比べると1.5倍ほど高いです。ペットボトル1本にしても、スーパーなどのPB商品に比べると、金額は2倍ほどします。ペットボトル1本あたりの差額は50円程度でも、毎日買ったら1か月で1500円、1年間では1万8000円違います。ペットボトル1本でこの違いなので、お菓子やトイレットペーパー、シャンプー、食材など、そのほかの商品を積み重ねていくと……年間結構な金額になることに気がつくはずです。もちろん「忙しくて、スーパーが空いている時間に買いにいけない!」という人もいると思いますが、まとめ買いできるものはなるべくネットで購入するなどの心がけは大事です。

一見小さな支出に見えますが、こうした小さなところから削っていかないと、お金は一向にたまりません。貯蓄をするうえでは、「チリも積もれば山になる」の精神は絶対に忘れてはいけないと僕は思います。