「ハローグッバイ!の巻(前編)」「ハローグッバイ!の巻(後編)」(ジャンプ・コミックス29巻収録)

今回は、研修のためカリフォルニアハイウェイパトロールから葛飾署にやって来た女性警察官、サンディをめぐるお話を、前後編でお届けする。

サンディは、ニューヨーク市警から招聘されてアメリカを横断した両さんを描いた、「両さんの留学!?の巻」(ジャンプ・コミックス26巻収録)から「グッバイアメリカ!の巻」(ジャンプ・コミックス27巻収録)へと至る6話連続のエピソードで初登場。カリフォルニアハイウェイパトロールに所属する警官で、抜群のバイク搭乗テクニックを誇っている。

もともと日本文化に興味を持っていて、日本語もペラペラだ。任務中のピンチを両さんに救われたため、憎からず思っているようなのだが、さて……。

「グッバイアメリカ!の巻」より、サンディは両さんの日本への帰国を残念がっていた…
「グッバイアメリカ!の巻」より、サンディは両さんの日本への帰国を残念がっていた…

なお両さんの両親は、息子がいきなり連れてきた金髪の美女に目を白黒。せがれが外国人の嫁さん連れてきた!? と早合点する。もっとも当の両さんは、サンディとは気の合う警察官仲間といった意識のようで……。

彼女に首ったけになってしまうのは、両さんではなく本田なのだ! しかし、本田はバイクから降りるとたちまち草食系に変貌してしまう。はたしてサンディの心を射止めることはできるのか?

それでは次のページから、アメリカからやってきた痛快なマドンナと、マドンナに横恋慕をするお邪魔虫ポジションになった本田の行く末をお楽しみください!!